古の玩具メーカー・ブルマァク社の怪獣ソフビにおける「リアルな造形タッチと
玩具的デフォルメの絶妙なる調和」という要素を自社の作風としてリスペクトし、
その作風の揺るぎなさと安定したクオリティの高さで、怪獣・玩具ファンから
多くの支持を勝ち得ている、やまなや「怪獣郷」シリーズ。
そんな「怪獣郷」シリーズのひとつとして、2000年にリリースされた
『帰ってきたウルトラマン』登場の“銀河星人・ミステラー星人(善)”。
先日入手したばかりの本品を、ウッキウキで塗ってみちゃいました。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
いわゆる「レトロタイプ」と称されるインディーズ製品の中でも
玩具的ディフォルメの中で、可能な限り劇中に忠実であろうとする
リアルな造形で根強い支持を獲得している「怪獣郷」シリーズ。
ミステラー星人も例外ではなく、タツノオトシゴ的なルックスや
全身のディティールなど、現行「ウルトラ怪獣シリーズ」と並べても
なんら遜色ない見事な仕上がりです。
ですので、そんなソフビを本編準拠のカラーリングで塗り分ければ
俄然、映像作品のイメージに近づいてくれるに違いない……と言う
確信めいた思い込みとともに(笑)リペイントの作業開始。
ミステラー星人の場合、ポイントは赤と緑の二色塗り分けですが
その二色を単色での塗り分けでなく、複数色を重ねることにより
色全体の深みやコクが出てくるように気を付けてみました。
以上、「怪獣郷」版ミステラー星人のリペイントの巻
元々の造形クオリティが高いだけに、ちょっと手を加えるだけで
一気にリアルさが増して見栄えも増す、やまなや製の怪獣ソフビは
むしろソフビのリペイントを始めてみたいと言う初心者の方にこそ
強くお勧めしたいブツですね~。