と畜場を有し、新鮮な肉や農産物を近隣より入手しやすい環境から
「焼肉のまち」とも呼ばれ、人口あたりの焼肉店数が道内一
(市内の軒数70軒以上で、一万人あたり約6軒)でもある北見市。
そんな「焼肉激戦区」北見の老舗、「四条ホルモン」さんにおいて
2019年・旅行一日めの夕飯に焼肉をキメてくるの巻。
この度の注文は牛サガリ、牛カルビ、豚ホルモン、トントロの四種。
肉に下味をつけず、生のままでストレートに供するのが
素材のよさと新鮮さで勝負の北見流です。
焼き上がった肉を口に含めば、プリップリの弾力に驚かされ……
次いで口中に溢れ出す旨味に、ウホホと思わず声が漏れ。
素材たる肉質そのものの際立ったよさと、丁寧な仕事ぶりが相まって
まさしく肉が「活きて」いる!
そんな肉の良さを更に引き立ててくれるのが、通常の焼き肉店のように
加熱処理されていない「生ダレ」。
生ダレゆえに日もちはしないものの、北見名産のタマネギや
フルーツなどをベースに趣向を凝らした豊かなその味わいは
「生」であるがゆえに鮮烈そのもの。
それと、こちらはサイドメニューのモツ煮込み。
臭みなく丁寧に煮込まれた汁の味わいと、モツのとろける柔らかさが
しみじみ美味しく、これだけでもバクバクご飯が進む逸品です。
で、これだけガッツリ食べて、サイドメニューに大盛りライスに
お酒まで頂いて、一人分の料金が約2000円と言うリーズナブルさも
驚きであり、実に嬉しいところ。
安くて旨い焼肉激戦区。
そんな中で生き残ってきたお店なればこそ「強い」わけですねぇ。