本年・3月末のロード・ゼッド購入以来、すっかりその遊び応えに魅了されてしまい
市井の一玩具ファンとして、自分の中での「マストバイ比重」が急激増加しまくりな
米・ハズブロ社の「パワーレンジャー・ライトニングコレクション』シリーズ。
今回もまた良いご縁に恵まれ、安値での入手が叶いましたのがこちら……
『パワーレンジャー・イン・スペース』に登場した悪の戦隊・サイコレンジャーの一員こと
“サイコ・ブルーレンジャー”!
パワーレンジャー・シリーズのオリジンである我が国の「スーパー戦隊シリーズ」、第21作め、
『電磁戦隊メガレンジャー』における、悪の戦隊こと「邪電戦隊ネジレンジャー」の一員、
”ネジブルー”に相当するキャラクターですね。
と言うわけで!
サイコブルー(ネジブルー)、何はなくともさっそく開封。
それまでの「にせ〇〇戦隊」的な枠を軽く飛び越え、物語における比重の大きさ的にも
キャラクターとしての精悍さでも、一歩も退かずにメガレンジャーと拮抗しうる
「主人公のネガ像・悪の戦隊ヒーロー」性を真っ向から打ち出したことで、
1997年当時の視聴者に衝撃を与えたネジレンジャーたち。
その海外翻案再編集版にあたる『パワーレンジャー・イン・スペース』でも、
同様の理由で海外の視聴者層に人気を博したであろうことは疑う余地もなく……
だからこその可動フィギュア商品化で、『メガレン』ファンも『パワレン』ファンも大喜び(笑)。
映像作品本編での、レザー素材基調のスーツの質感を再現した
ディテール表現の適切さや、塗装の美しさ……
そんなハイエンド・ユーザー向け可動フィギュアの良さを取り入れつつも、
オプションパーツ総数をユーザーが持て余さない程度に抑え、
かつ関節可動も勘所を押さえながら「玩具としてのタフさ」をキープし続ける、
美味しい要素の取捨選択ぶりの適切さが今回もまた流石です。
ああ、もうね、もうね……
この佇まいだけで、ぷんぷんと匂い立ってくる強さと悪さ、
そしてヤバいくらいな格好よさの芳香ときましたら!
敢えて唯一残念だったところを挙げるとすれば、エネルギー攻撃表現のエフェクトパーツが
この通りせっかくの平手パーツと一体化してしまっていて、遊びとイマジネーションの幅を
大きく狭めてしまっていることでしょうか――
や、僕ぁもうエフェクトパーツ不要派ですんで、
そこはどうしても採点が辛くなってしまいますコトよ(笑)。
……と、最後はちょっと腐す形になりましたが、総合的には今回も大満足。
で、やはり「戦隊」である以上、ワル五人の揃い踏みも見てみたいわけで……
やはりハズブロからリリースされているサイコレンジャー五体セットも、
いつか手に入れたいなぁ、と言う欲は必然的に出てくるわけで。
……となると、今回購入したこのネジブルーは必然的にダブっちゃうわけですが……。
なぁに、その際に余ったこのネジブルーは
リペイントしてネジシルバーにでもしちゃいますから心配ご無用です(笑)。