集めやすい低価格に見合わぬほど、極限まで煮詰められた可動・造形で
多くの特撮玩具ファンに衝撃を与えたバンダイ・キャンディ―事業部の
「掌動(SHODO)」シリーズ。
その遺伝子を受け継ぎ、更なる進化を遂げた「超動」ラインナップの
ウルトラマン・シリーズも、早や第9弾……
外出のついでに二箱ほど購入してきました。
本当は、一番欲しかったメトロン星人は既に売り場から「狩られて」しまった後で
トホホ~、な気分なのですが……
まぁ、それはさておき、気を取り直しての開封と参りましょうか(苦笑)。
●ウルトラマンコスモス・ルナモード
まずこちら、「怪獣を倒さないウルトラマン」と言う設定が
未だ賛否両論を渦巻かせつつ、リアルタイム世代には強い印象を残してくれた
「慈愛の戦士」。
現在youtubeにて公式配信中ということもあり、非常にタイムリーな一体ですね。
デコラティブな装飾過多のニュージェネ勢を見慣れた目で改めて見返すと、
この素っ気ないくらいのシンプルなスタイルはむしろ新鮮で……
「ああ、ウルトラマンってこうだったよなぁ」って。
それと、オプションパーツが平手オンリーで握り手がつかないのもまた
「怪獣を殺さないウルトラマン」なコスモスらしさですかね~。
それはさておき、出荷前にいかなる死闘を繰り広げてきたものか……
バンダイさんにしては珍しく、我が家のコスモスはお肌が荒れ気味でしたので(苦笑)
後ほど時間を作って手入れしてやりたいと思います。
●ウルトラマンネクサス・ジュネッスブルー
姫矢准から「光」を受け継いだ青年・千樹憐の若々しい闘志や爽やかさ、
内面のナイーブさまでもを象徴するような青い体色も鮮烈なジュネッスブルー。
人気のウルトラマンだけあり、危なげない造形の確かさは嬉しい限りです。
を言えば劇中イメージのアクションポーズ再現のため、肘関節は90度以上に
ぐいぐい曲がってほしかったところですが……
れでもネクサスならではの戦闘的イメージと精悍さの再現度の高さには
「よくぞこの価格帯設定で!」と惚れ惚れさせられます。
で、何気に過酷な運命を背負ったヒーローにも関わらず
ジュネッスブルーの方は肌荒れもなく綺麗なお顔でしたので、
孤門隊員も野々宮瑞生さんも、もちろん僕もホッと一安心です(笑)。
と、それはさておきまして。
廉価な価格帯設定との兼ね合いでの塗装工程省略に伴う
背面の「びんぼっちゃま状態」は、もはや「超動」ならではの風物詩と言っても
過言ではないでしょう(苦笑)。
それはさておき、同じ「青のヒーロー」と言う事で……
コスモス・ルナモードとネクサス・ジュネッスブルーはお互いの手首オプションを
融通しあって遊べると言うのも、共通規格のシリーズ玩具ならではの
メリットであり、楽しさですよね。
以上、簡単ながら「超動ウルトラマン9」お迎えのご報告でした~。