好むと好まざるに関わらず、もはや「コロナ禍」と無関係ではいられない僕たちの日常……
そんな中、僕ことさいとうひとしもまた、つい先日新型コロナウイルス・ワクチンの
一回目の接種を受けてきたところです。
注射自体の痛みは無きに等しいものだったんですが、左肩の接種箇所から全身に走る
鈍い痛みと疼き、うっすらと思考にもやがかかったような倦怠感などの副反応が
想像したよりも長く尾を引いた感じではあったのですが……
今回の話題は、そのワクチン接種そのものではなくって。
とにかく、そんなワクチン接種の「おちゅうしゃがんばったじぶんへのごほうび」ってことで
今回もまた、散財しちゃいましてね?
や、ちょうどいいタイミングで、いい出物に巡り会えたんですよ。
それが、こちら!
エヴォリューション・トイHAF(ヒーローアクションフィギュア)版、『ジャンボーグA』第29話登場の
“偽造サイボーグ・にせジャンボーグA”であります。
いやぁ、長い前振りでしたねぇ(笑)。
“聞けィ、ジャンボーグ9!
お前は偽のエースに勝てない!”
“PATもよく聞け!
にせジャンボーグAのエネルギータンクの中には
PATから奪ったプルトニウムが、
起爆装置とともに内臓されている! ふははははは……
どうだ、ジャンボーグ9! 倒せるものなら倒してみろ!!”
(『ジャンボーグA』第29話より、グロース星戦闘隊長・マッドゴーネの台詞)
と、言うわけで!
エヴォトイ製にせジャンボーグA、何はなくともさっそく開封。
極端に目を引く突飛なギミックこそないものの、
可動フィギュアとして求められるポージング性能をしっかり押さえてくれているのは、
それはそれなりに遊んでいて安心でき、信頼がおける商品仕様。
やや関節の一部に緩みがありましたが,
それは充分ユーザーサイドでケア可能な誤差の範囲内かと。
フェイス部造形が見本写真だとあまり似てないかな? と思ったのですが、
現物を手に取ってみるとさほど気にはならず……
むしろ「これ、にせジャンにしては綺麗すぎない?」と言うのが少し気になったかな、と。
ほら、実際の映像作品におけるにせジャンボーグAは
使いこまれた古いスーツを転用していた分、塗装などのダメージも目立って
正直、小汚かったもんですから、ね(苦笑)。
劇中で使用していた鞭と手榴弾がオプションとして付属し、
その造形そのものは申し分ないのですが……
欲を言えばプレイバリューの広がりと言う点で、手榴弾が右手と完全に一体化した状態で
造形されてしまっているのだけは少々残念だったかな~。
と、少々仕様を腐しもしましたが……
トータルでの満足感は決して低くないですし、何よりこんな1話限りのマイナー・ゲストキャラが
商品化されたこと自体が御の字(笑)でもある本アイテム。
劇中ではほぼ怪獣扱いでの芝居がつけられていたキャラだけに、
悪党然としたエグいポーズもバンバンとらせられるのが楽しいですね(笑)。