1987年当時はまだまだ珍しかったCGキャラクターとライブアクションの合成、
大規模なオープンセットを縦横に活用したスケールの大きい映像、
縦糸重視の重厚なストーリーと、実力派のキャスト陣による深みのあるドラマ要素などなど
単なる“アメリカ版の戦隊シリーズ”という一言だけでは片付けられないような
独自の魅力的エッセンスを内包していながら、あまりに「早すぎた」がゆえに
本国・アメリカでも放送打ち切りの憂き目にあい、我が国での放送においても
視聴率的な苦戦を強いられた悲劇の名作『キャプテンパワー』。
その『キャプテンパワー』の、日本語版主題歌が本曲――
パワフルかつ繊細に歌いあげるのは、ご存じ“ミッチ”こと堀江美都子氏です!
“時は、21世紀の後半――
地球は、戦争をする為に作り出された機械軍団
「バイオドレッド」によって制圧された。
自らが作り出したメカニカル・サイボーグに、人類は敗れ去った……。
バイオドレッド帝国に君臨する帝王ドレッド。
彼は、超巨大コンピューター「オーバーマインド」と頭脳を接続。
自らをサイボーグと化し、地球制覇を夢見る恐怖の帝王となった。
しかし、廃墟の中から立ち上がった勇者たちがいる。
人類最後の望みを担って、帝王ドレッドとその帝国を倒す為に生まれ、
訓練された未来戦士たち。
若きリーダー、「キャプテン」ジョナサン・パワー。
パワースーツをONにすれば、彼ら一人ひとりが強力な攻撃軍団に変身する。
「ホーク」ことマシュー・マスターソン少佐は空の戦士。
「タンク」ことマイケル・エリス中尉は地上の戦車隊。
「スカウト」ことロバート・ベイカー軍曹は情報と通信担当。
「パイロット」ことジェニファー・チェイス伍長、戦術とメカの担当。
彼らに課された使命は、帝王ドレッドの手から人々を救い
地上に生命と平和を取り戻す事。
行け! 未来戦士たちよ!!”
(『キャプテンパワー』日本語吹替版オープニング・ナレーション)