“楽園が……消えてしまった――”
(『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー』
日本語版・第31話より、地質学者ビーチコンバーの台詞)
もはや説明不要、世界的人気の『トランスフォーマー』サーガ。
現在に至るまで新作が作られ続けている映像作品や連続ストーリーにおける
全ての始まりとも言うべき存在が、ファンの間では通称「G1」とも称される
1984年(日本での放映開始は1985年)より三年の長きにわたって
TV放映がなされたアニメーション・シリーズであります。
そんな初代アニメ・シリーズ……
邦題『戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー』にて
本編を彩った劇伴音楽における、「オートボット」たちの主題が
雄大なアレンジのオーケストレーションで格調高く奏される
エピソードのクロージングにおいて多用されたのが本曲。
そう、ネタ的なツッコミどころばかりが語られがちですが……
実は『G1』って、トータルな音楽の完成度も高いシリーズだったと
改めて認識させられてしまいます。