毎年半ばより放映開始される、ウルトラマンシリーズ最新作の
放映スケジュールと完全に歩調を合わせて連動し、テレビで見た
あの怪獣、この怪獣が、玩具売り場に行けば待っていてくれる
ある意味、とても恵まれた環境下でのリリースがウリとなっている
で、塗りあがりましたのがコチラ!
青系のグレーを基調とした『ギンガ』本編におけるスーツのカラーリングと異なり
黒い成型色にメタリックブルーをポンポイントで配し、更に赤色の牙と爪……という
本編スーツとの乖離が著しい状態の塗装がなされている本ソフビ。
恐らくは玩具売り場における商品の目立ち具合や、玩具としての「華」などをも
考慮に入れた上でのものであろう、商品デフォルト状態におけるカラーリングの
押しの強い塗装も、それはそれで「ダークガルベロスらしさ」には満ち満ちていて
非常に好みなのですが、今回は敢えて『ギンガ』登場時のカラーリングに準じた
ブルーグレー系統でのリペイントを施していくことに致します。
幸いこの黒い成型色は、塗装の際にそのまんま「地の色」として活かせますので
これをベースに最初は暗めの色から、徐々に少しづつ明度を上げていくかたちにて
青系塗料でのドライブラシを施すことで、ダークガルベロスのあのボディカラーを
焦らずゆっくり、少しづつ「立ち上げて」いきます。
で、あとはもう「いつもどおりのいつもの工程」につきバッサリ省略(笑)。
何しろ単一色のボディカラー一発勝負の怪獣ですから、この青系っぽい体の色が
味気ないベタ塗りにならないよう、複数の色を使って「しつこく」塗り重ねていくと
それだけ確かな色合いの深みも、奥行きも生まれてくるのではないかと思います。
以上、今回は「500シリーズ」版ダークガルベロスのリペイントの巻でした。
商品名こそ“ダークガルベロス”ですが、実際の縫いぐるみがそうであったように
その姿に関しては通常のガルベロスと全く同一ですので、このソフビをベースに
『ネクサス』登場時のガルベロスへのリペイントを施すのも楽しそうですね。
……と言うか、何だか僕もムラムラとそれやってみたくなってたり(爆笑)。