現在好評展開中の「ウルトラ怪獣シリーズ」よりも、大きなサイズとボリュームで
強豪怪獣たちを迫力いっぱいに立体化していこうという「ウルトラ怪獣DX」。
そんな「DXシリーズ」から、このたびリペイントの俎上にあげますは……
映画『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』において登場し
そのアメコミモンスターを想起させる異形と、猛烈無比の暴れっぷりによって
強いインパクトを与えてくれた“奇機械怪獣・デアボリック”君です。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
デアボリックに関しては、以前に「対決セット」版のミニソフビを塗って
おおよそのイメージや作業のテンポなどは掴んだつもりではいたのですが
何せボリュームが凄いソフビなもんですから、グラデーションとか汚し以前に
「広い面積を塗っていく」単純作業がとにかく大変で(苦笑)。
ですが、そんな大サイズならではの迫力と、それ故の細密なディティール造形は
しっかり腰を据えて向き合い、細部へと筆を入れていれば行くほどに引き立って
手を動かした苦労にちゃんと報いてくれる愛い奴でもあります。
なんせこの、ウルトラ怪獣らしからぬ仰々しいハッタリズム。
前に塗った「対決セット」版も素晴らしい出来栄えだったんですが、やはりこの
「DX」の名に違わぬボリュームで来られると、そのドスの効き具合に圧倒され
心底から、この「ウルトラ怪獣らしくなさ」に惚れ惚れさせられちゃいますね。
以上、今回は「ウルトラ怪獣DX」版デアボリックのリペイントの巻でした~。