「おさかな天国」、海だけじゃない。

旭川の観光名所として最も有名な場所は、何といっても旭山動物園なのですが

今回の旅行においては、そっちは華麗にスルーして（笑）旭川市からほど近い

北見市の温根湯温泉まで足を延ばすことに。

お目当ては、こちら。

「道の駅　おんねゆ温泉」に隣接して設立された、淡水魚系の水族館としては

道内でも殆ど類例のない画期的な施設「山の水族館」なのです。

郊外の山の中にあるだけあって、見どころは何と言っても川や湖で暮らしている

大小さまざまな淡水魚たち。

ただ単に水槽の中で飼育するというだけではなく、魚たち本来の生育環境である

川や湖の環境をしっかり再現し、日本初の「滝壺を見上げる」ことが出来る水槽や

世界初の「川が凍る水槽」などは、施設そのものの小ささを補って余りあるほど

ビジュアルのダイナミックさも圧巻ですし、そんな中に生息する魚たちの生態を

じっくり観察できると言う点でも実に意義深いものがあります。

幻の魚とも呼ばれる北の大魚・イトウにも会える、山の中の水族館。

道北における意外な「穴場」として、是非とも御来訪をお勧めしたい場所です。