我が国において極めて稀有な大編成のロックンロール・ビッグバンドとして、
厚みがあって色っぽく、そしてパワフルな熱気に満ちたその音作りの魅力が
多くのファンを魅了しているTHE THRILL。
そんな彼らが音楽担当として参加し、「今までになかった教師ドラマ」に相応しい
オリジナリティに富んだ活きのよいスコアを提供して画面を盛り上げてくれた
1999年放映のテレビドラマ『ナオミ』のオリジナル・サウンドトラック盤の中から
今夜はこの一曲をチョイスしての御紹介です。
これまでの彼らのサウンドがそうであったように、このナンバーもまたただ単に
「ドラマに付随する音楽」なだけにとどまらず、THE THRILLならではの持ち味を
フルに発揮して映像と渡り合って見せる、独立したひとつの音楽として聞いても
充分以上の鑑賞に耐えうるエキサイティングな仕上がりです。