遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

きたぐにに欧羅巴の風吹く

新冠町の山深くにある、隠れ観光スポットの一つ……

太陽の森 ディマシオ美術館」。

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そこに収蔵されている展示物のひとつがこちら、本邦の造形家たる

山崎正裕氏の手になる壮大な作品群「ヨーロッパの田舎」です。

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欧州の風景を見事に縮小再現してみせたパノラミックな具象造形は

単に「本物そっくりでリアル」なだけでなく、「やきもの」という

造形手法のよさを完璧に活かし、どこかノスタルジーをくすぐる

あたたかみと幻想味をも獲得。

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真上から見下ろす神の目線、しゃがんで見据える人の目線。

作品の隅々、アングルを変えて見るたび新たな見せ場の連続で

ついつい、シャッターを切る手が止まらなくなってしまいました。