フルカラー彩色済みと言う商品仕様によって、多くの玩具ファンに衝撃を与え
マイナーで通好みなキャラまでも次々に商品化してしまうフットワークの軽さと
造形クオリティの高さで評判を呼び、「完成品フィギュアブーム」の一翼を担った
そんな「ＨＧ」の中から、今回俎上にあげますのはこちら……
デザイン・造形・キャラクター性が相まって、高い知名度と人気を得ている
秘密結社ショッカーの毒花、怪人ドクダリアン女史です。
で、塗りあがりましたのがコチラ！
ガシャポンから取り出した時点で、既にフルカラー彩色がなされていると言うのが
大きな売りの「HGシリーズ」ですが、そこはやはり価格帯などとの兼ね合いもあって
一部のアイテムには塗装省略もあったりするのは否めないところ。
ですが、それはもう「大方のお膳立て」は既に整っていると言う事でもあるわけで
「色の足りていない箇所」にチマチマと筆を加えていき、ウォッシングによって
全身の色彩を落ち着かせつつ、モールドのメリハリをより強調してやることにより
商品本来のポテンシャルはぐいぐい引き出されてくるものかと思います。
以上、簡単ながらHG版ドクダリアンのプチお色直しの巻でした。
ここ最近は暇さえあれば、ＨＧのライダー怪人をちまちま塗って遊んでますが
今思い返すと、これだけのクオリティのアイテムが２００円で買えた時代とは
何と贅沢だったことだろう、としみじみ感じますねぇ。
