我が郷里・千歳市の「おとなりさん」であり、海産物その他の買い物において
ちょくちょくお世話になっている街……
そんな苫小牧市はまた同時に、我が国におけるホッキ貝の水揚げ量が
13年連続での栄えある一位に輝いている街でもあります。
さて、そんなホッキの街・苫小牧市ならではの名物郷土料理ということで
幾度となく紹介され、今やすっかり全国区の知名度にまでなった感のある
美味しくて、どこか懐かしい郷愁さえ誘うホッキカレー。
そのホッキカレーを供する苫小牧市内の店舗でも、屈指の知名度を誇っている
苫小牧漁港沿いの“マルトマ食堂”さん。
そして、同店舗でも屈指の人気メニューが、このホッキカレーと同店舗特製の
かなり直球勝負のストレートな辛さが前面に押し出されたルーが、ホッキ貝の
優しく、深みのある甘さと絶妙の調和を見せるカレーの旨さは言うに及ばず。
たっぷり入ったホッキの味わいと歯応え、これだけでもう幸せ気分です――
と同時に、合間、合間に頂くこのガラナがまた旨し。
「マルトマ」さんだけでしか頂けないこのガラナは、ホッキカレーと併せて
飲み食いすることを前提に、甘さを抑えつつ炭酸を強めにすることによって
ホッキカレーのルーの濃厚さと辛さを爽やかに洗い流し、舌を清新にして
最後まで飽きずに食べ進ませる絶妙のコンビネーションを見せてくれます。
苫小牧・漁業関係者さんたちの「元気」を支えるこの一皿。
おいでの際には、是非とも一度ご賞味いただきたいものですね~。