1990年代後半の、爆発的な完成品フィギュア・ブーム……
その波に乗り、玉石混淆でそりゃもういろんな商品がリリースされました。
で、そんなブーム最盛期における商品群の(個人的には)「玉」の方。
この時期、矢継ぎ早やに様々な商品をリリースしていたマーミット製の
“スーパーアクションヒーローズ”シリーズより、拙ブログのお客様方には
もはや説明不要のヒーロー、スペクトルマンです。
1/6スケールの可動素体の上に、布製ないしは合成皮革のスーツおよび
ソフビ製のパーツ類を着せこんでいく……という、「変身サイボーグ」世代の
ハートをズビシと直撃するコンセプトが魅力的だった本商品。
さすがに購入から10年以上が経っているだけあって、インナースーツ部分の
塗装の痛み&ベタつき具合が激しくなっているのには少々辟易させられましたが
そんなダメージも、これはこれでピープロ・ヒーローらしさかな、なんて(笑)。