2011年7月リリースの仮面ライダー新1号以来、昭和ライダーのラインナップが
質・量ともに充実度を高めていき、今や平成ライダーファンのヤング層以外の
オッサン層からも熱い注目を集めている(笑)バンダイ“S.H.フィギュアーツ”。
そんな昭和ライダー・フィギュアーツのひとつ、一文字隼人・ライダー2号との
力強い競演によって“ひとつの世界観の中に二人以上のヒーローが存在する”
児童向けコンテンツの方法論を鮮やかに確立してくれた栄光のダブルライダー、
その一翼たる通称“桜島1号”が、千年虫さんからの「お歳暮」アイテムの中に
しれっと混ざって同梱されていたとしたら、そりゃもう狂喜乱舞ですよ(笑)!
と言うわけで、何はなくともさっそく開封!
ひとつ心行くまで、この桜島1号と戯れてみたいと思います。
“諸君は、この青年を記憶しているだろうか?”
“そう、かつて仮面ライダー第1号として
ショッカーと戦った本郷猛だ”
“彼は仮面ライダー第2号である
一文字隼人に日本の守りを任せて、
ショッカーのヨーロッパでの破壊活動と戦っていたのである”
(『仮面ライダー』第40話・劇中ナレーションより抜粋)
と言う、故・中江真司氏の名調子が脳内に蘇ってくるような完成度の高さでもって
手に取り、動かした瞬間にゾクゾクさせてくれるフィギュアーツ版の桜島1号。
商品としては同じフィギュアーツ・レーベルでリリースされたライダー旧1号の
完全なるリペイント商品であり、そのため厳密には実際の桜島1号スーツとは
細部があちこち異なっていたりもするのですが、そこはそれ、色々アバウトだった
実際の『仮面ライダー』製作現場と同様、ワタクシも細かくは気にしません(笑)。
むしろ只のリペイントだけで、しっかり別物として受け取ることが出来る事実に
「色」ってものの大事さと不思議さをしみじみ再認識させられている次第です。
そしてフィギュアーツですから、可動性能の優秀さはもはや言うに及ばず――
これからも空想の友として、大いに遊び倒したいと思っております。
以上、簡単ながらフィギュアーツ版・桜島1号お迎えのご報告の巻でした。
改めまして千年虫さん、このたびは本当に有難うございました。