小サイズにみっちり詰まったリアル造形の高密度と、バラエティ豊かな顔ぶれが
ずらり揃ったラインナップが評判の新「ウルトラ怪獣シリーズ」……
その華々しいデビューは、30年以上の長きに渡り、時代毎のウルトラキッズらの
よき友であり続けてくれたバンダイのロングセラー・旧「ウルトラ怪獣シリーズ」、
即ち840円ソフビのノウハウや販路などをストレートに受け継ぐことができたという
恵まれた境遇にも支えられていることを忘れるわけにはいかないでしょう。
そんな旧ソフビの中から、このたび俎上にあげますはこちら。
1997年放映『ウルトラマンダイナ』において、二度のエピソードに渡って登場し
そのアクの強い個性的なデザインと、ベタベタなまでのギャグ・ストーリーで
視聴者に強い印象を残した“三面ロボ頭獣・ガラオン”君です。
で、整いましたのがコチラ!
怒り顔・泣き顔・笑い顔といった、阿修羅像のごとき三つの表情を三面に有し
戦況に応じてそれぞれの顔のメインが切り替わり、と同時に戦法も変わるのが
単純なギミックながらも楽しかったこのガラオン。
商品デフォルトの状態では怒り顔がメインになっているガラオンのソフビですが
今回は少しだけ切った貼ったの加工を施すことで笑い顔メインに。
割と皆さん誰もがおやりになっている……かに見えて、意外に見かけないので
今回ワタクシめが自分でおひねりしてみちゃいました。
で、こちらは泣き顔ガラオン。
怒り、笑いと来たならば、当然最後に残ったコレも……と、いうわけですね。
方向性さえ決まり、ブツさえ手元にあれば、後はもう笑い顔と全く同じ作業工程。
簡単な切った貼ったで、すぐに体裁が整ってくれるのは有難いです。
以上……ガラオン三面、フルコンプ(笑)!
このささやかな達成感が、何とも言えず堪らないんですよねぇ(笑)。