求めやすい廉価と、リアル頭身の関節フル可動フィギュアと言う二つの要素を
見事に同居させてみせた“SHODO(掌動)”シリーズ。
さて、2016年リリースの「掌動」ウルトラマン・ラインナップのひとつ、
キングジョーの右腕に、食玩ソフビのキングジョーブラックから切り取った
ペダニウムランチャーを移植してみたところ、無加工でこのマッチング。
と、言う訳ですので……
こんな感じに、仕上げてみました!
現在のところ、円谷プロ公式の「ウルトラシリーズ」関連映像作品におきまして
このような、右手にランチャーを装備しているタイプのキングジョーは二種類。
一体は、『大怪獣バトル』でデビューを飾った“キングジョーブラック”。
もう一体は、『ウルトラマンギンガS』登場の“キングジョーカスタム”。
このうち“カスタム”の方は、右腕のランチャー以外はノーマル・キングジョーと
全く同じカラーリングで、いまいち面白みに欠けるなと判断しまして……
こやつは、塗りがいのある全身漆黒の“ブラック”として仕上げることにしました。
色違いとは言え、劇中スーツの資料写真や映像に即して全身のディティールを
時にガーッと、時にちまちまと塗り分けて行く……
その辺のおおまかな作業工程は、ノーマル版の塗装となんら変わりはしません。
全体の塗装が終わったら、色調を落ち着かせるべく油絵具でのウォッシング。
今回は全身のカラーリングが漆黒ですので、ウォッシングの効果が掻き消えないよう
通常よりも明るめの茶系絵具を用いてみました。
以上、今回はお手軽キングジョーブラックおひねりの巻でした。
キングジョースカーレットや改造キングジョーなどの歴代バリエーション機体も
機会さえあればリペイント&プチ改造にチャレンジしてみたいところです――
でも、そのためには「掌動」をまた余計に確保しませんと、ね(苦笑)。