小サイズに詰まった造形の高密度と、バラエティ豊かな顔ぶれが
ずらり揃ったラインナップが評判の新「ウルトラ怪獣シリーズ」。
さて、このたびリペイントの俎上にあげますのはこちら……
仲良くソフビ化となった“凶猛怪獣・ギーストロン”君です。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
『タイガ』第22話でのヒール役として、豪快な暴れっぷりによる
堂々の存在感を見せつけてくれたギーストロン。
ですので、本アイテムでも是非それを再現したいところなのですが
ソフビそのままの青い成形色では、いかにも「軽さ」が先に立って
劇中の重厚さには程遠いのも事実。
となると、目指すべき方向性はただひとつ――
塗り重ねによる「軽さ」の払拭、これしかないですよね。
てなわけで、ここからは「いつも通り」のいつもの作業。
全身のモールドが自然に浮き立つよう、焦らず何段階かに分けて
じっくりとドライブラシを施していきます。
大方の塗り分けが終わったところで、スミイレを兼ねたウォッシングを
ペトロール溶きの油絵具によって施し……
今回は、こんな感じに仕上げてみましたよ。
以上、今回はギーストロンのリペイントの巻でした。
シンプルなアーストロンの魅力を大事にしつつ、ぎりぎりのところまで
鋭利なデコレーションを追加したこの怪獣……
現金なもので、自分で塗ると一気に愛着が増しちゃいました(笑)。