父方・母方の墓参りを終えたついでに、ちょっと足を伸ばしまして……
空知地方の芦別市におきまして、この地域の名物料理でもある
“ガタタンラーメン”をば頂いてきたお盆休み。
そも“ガタタン(含多湯)”とは何ぞや?
結論から言ってしまえば、ボリュームがあってとろみのついたスープ。
白菜・人参・豚肉・イカ・ホタテ・山菜・団子・玉子などの豊富な具材の旨味を
鶏ガラベースと塩味の、あっさり優しいスープのとろみに閉じ込めたおかげで
ご当地の厳しい寒さにおいても、旨さや熱さを逃すことなく頂ける一杯。
戦後、旧満州から芦別に引き揚げてきた村井豊後之亮(むらい・ぶんごのすけ)氏が
同市の中華料理店「幸楽」で供したのが始祖である、と伝えられています。
最初の舌触りこそあっさりながら、上記のごときスープのとろみや多様な具材の
圧倒的な旨味と相まって、ずっしりしたボリューム感が後から追いかけてくる
食後の満腹感も、満足感もたっぷりの素敵な一杯――
今回はこのガタタンラーメンを、「道の駅スタープラザ芦別」2Fにある
レストラン「ラ・フルール」さんにて頂きました。
旨かったですよ~。