“江戸に咲き、江戸に散るのが我等の運命(さだめ)
たった五両に命を賭けて、修羅場を潜る壮絶遊撃隊
明日の墓標を誰(たれ)が知る”
(『江戸の激斗』初期オープニング・ナレーション)
1975年の「同心部屋御用帳 江戸の旋風」から6年以上も続いた
所謂“江戸シリーズ”……時代劇でありながら、現代劇的なスピーディ-さと
軽快なアクション性に重きをおいた作風の中にあってなお、その基本設定と
ハードタッチの作劇で異彩を放つ、1979年放映の「江戸の激斗」。
そのエンディングテーマとして、また挿入歌として……
「風に吹かれて」とのコントラストの妙味も鮮やかに、かつ効果的に用いられた
これもまた男臭さ横溢の秀逸なバラード・ナンバーです。