現在好評展開中の「ウルトラ怪獣シリーズ」よりも、大きなサイズとボリュームで
強豪怪獣たちを迫力いっぱいに立体化していこうという「ウルトラ怪獣DX」。
そんな「DX」シリーズのひとつ、『ウルトラマンオーブ』第3話に登場の
“水ノ魔王獣・マガジャッパ”君。
このたび、「彼」のソフビの二体めを入手することがかないましたので、一体めとは
また違った遊び方をしてみよう、と思い立ち……。
で、仕上がりましたのがコチラ!
マガジャッパのスーツは『オーブ』の撮影終了後に、部分的改造と再塗装を施されて
まったく別種の怪獣に仕立てられて、2019年放映の『ウルトラマンタイガ』第9話への
ゲスト出演を果たした、と言う事例がありまして……
そんな史実(笑)に則り、このたび入手したマガジャッパ・ソフビの二体目に
小改造とリペイントを施し、『タイガ』9話登場"水異怪獣・マジャッパ"の
私家版なんちゃって再現を試みてみました。
さて、マガジャッパからマジャッパへの改造をする際、どうしても避けて通れないのが
マガ・クリスタルがついている状態だったマガジャッパの額形状を、クリスタルのない
完全な鰭状態へと再加工してやる作業。
エポキシパテの力を借りて、鰭ディテールを新たに追加してやり……
パテが硬化するのを待って、リペイントの作業に移ります。
赤基調のマガジャッパに対し、青が前面に出てくることで、メイン視聴者層の子にも
分かりやすい形での「別物アピール」がなされたマジャッパ。
そんな『タイガ』本編映像での暴れっぷりやスチール写真を参考にしながら
ソフビの上から全面的なくるみ塗装をば。
全身の塗りわけが終わったところで、油絵具を用いてのウォッシングによって
全身の色彩にメリハリをつけつつ色調を落ち着かせて出来上がり。
ま、いつも通りの作業ってやつですね、ぶっちゃけ(笑)。
以上、簡単ながらマジャッパソフビ小改造の巻でした――
そして最後は、マガジャッパとマジャッパ・夢の競演にて(笑)締めっと。