玩具的な愛らしいデフォルメとフィギュアとしてのリアルさが上手く調和した造形、
手に取りやすく集めやすい絶妙のサイズ&価格設定、怪獣ソフビファンの心を擽る
ラインナップ選定のバラエティ……などの諸要素が相まって、リリース開始と同時に
多くの支持を集めているバンダイの現行「ウルトラ怪獣シリーズ」。
それらの中から、今回遡上にあげますはこちら……
1972年の『ウルトラマンA』でデビューし、最新作『ウルトラマンデッカー』でも
邪悪な存在感を見せつけた四次元世界の悪魔、巨大ヤプールの通称で知られている
”異次元超人・ヤプール(『ウルトラマンA』第23話テロップより)”です。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
それまでの『ウルトラマン』怪獣ソフビ路線を一大リニューアルさせるにあたり、
ダウンサイジングからくる失望感を可能な限りユーザーに与えまいと気合が入り
素晴らしい造形の傑作・佳作ソフビが続出した新ソフビシリーズ。
もちろん、このヤプールもそんな傑作アイテムのひとつであり、精緻な造形は
手に取って眺めているだけで思わずうっとりとしてしまうほど。
とは言え、ダウンサイジングに伴う廉価で求めやすい価格設定をも
当初の売りにしていた以上、どうしても塗装面での省略・割り切りぶりが
目についてしまうというのも否めない事実で。
まぁ、そこはそれ。
「塗るという楽しみをも与えてもらえた」と、こちらもポジティブに捉えて
こんな感じに色を重ねてみましたが、いかがでしょうか。
以上、簡単ではありますが……
今回は、現行ソフビ版ヤプールのリペイントの巻でした~。