いかにもおもちゃ、おもちゃしているビビッドな色彩のソフビ人形が、
塗装のさじ加減ひとつによって如何様にも生まれ変わる――
ソフビ怪獣のリペイント遊びを愛してやまない、大きな理由です。
で、このたび「遊び」の俎上にあげますはブルマァク復刻版ソフビ……
1973年『ウルトラマンタロウ』の第1話に登場した"最後の超獣"にして
その見事なやられっぷりで「怪獣時代の復権」をも分かりやすく実感させてくれた
愛すべきやられ役、”オイル超獣・オイルドリンカー”君であります。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
ブルマァクの円熟・洗練された造形センスがいかんなく発揮されたことで
これもまた傑作アイテムとなったオイルドリンカー。
そんな出来の良いソフビ人形なので、商品デフォルト状態のままを
愛でると言うのも、充分に選択肢のひとつとしてありえるのですが
そこを敢えて、テレビ映像の本編準拠で塗り直す酔狂に走るのが
拙ブログこと「遊びをせんとや生まれけり」流(笑)。
そんなわけで、今度もまた……
現存するスチール写真や本編映像などを参考にしつつ、最終的にはやはり
自分自身の感性とイメージを信じる形で(笑)作業を進めていきます。
全身の色彩が決して単調にならないよう、複数色のグラデーションと
ドライブラシの乱れ撃ち……
……って、要はいつも通りの作業工程ってやつですね(笑)。
以上、簡単ではありますが……
今回はブルマァク復刻版・オイルドリンカーのリペイントの巻でした~。