出先が空知方面でしたので、この日の昼食は美唄で――
このたびお邪魔したのは、「ふぁみり~れすとらん 仙中里(センチュリー)」さん。
チェーン店とは異なる、昔ながらの由緒正しい「ファミリーレストラン」の
美しい伝統を守って、美唄の皆さんに愛され続けている、創業から45年もの
尊い歴史を重ねている老舗です。
そんな名店で頂いてきたのが、こちらの「特厚カツカレー」。
お客へのサプライズ目当てでの遊び心で、期間限定的なメニューとして供したところ
幅広い層から好評を呼び、やめるにやめられなくなってしまって(笑)予定に反し
正式メニューに加わってしまったと言う曰くつきの一皿です。
「特厚」の名に恥じないド迫力のカツを焦がさず、中までしっかり火を通して
香ばしく揚げるのは、何と言ってっも熟練の技術に裏打ちされた
職人さんのあたたかい心配り。
表面はサクサク、中はしっとり柔らか、まさにカツの理想形です――
で、そんなカツが纏うカレールーがまた、ぴりっとスパイシーな中に肉・野菜の
豊かな旨味を湛えた、創業時から変わらぬ伝統の味わい!
ピリ辛の中に豊かな旨味とコクを湛えて、さながら極上のソースのように
特厚カツの喜びを引き出し、盛り立ててくれ……地元産に拘り抜いた
ご飯や野菜などの確かな味わいともども、一度食べ出すと本気で
スプーンやフォーク、ナイフが止まらなくなってしまいます。
そう、あまりの厚さとボリュームゆえに、このカツカレーにはスプーン以外に
別途、ナイフとフォークが不可欠になってくるのです(笑)!