遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

内臓(もつ)を召しませ、魂こめて

とりたてて気張って店を探し回るだけでもなく、ただ普段何気なく通ってる

ご近所の店を取り上げるだけで、自然と「名店紹介」になってしまう……

こと「食」に関する限りは、つくづく嬉しい環境だなあと思いますです。

という、毎度おなじみの前置きとともに。

今度もまたまた、新千歳国際空港にほど近い南千歳の「駒そば亭」さんにお邪魔です。

この度の注文は、こちら。

鶏の内臓がごろごろと入り、その朴訥なビジュアルがまず「視覚に美味しい」

熱いおつゆのとりもつそばであります。

たっぷりの旨味がツユに溢れ出してこってりしているかと思いきや、意外にも

すっきりした飲み口で押しつけがましくない、抑制のきいた仕上がりになっているのは

それはそれでまた非凡な手間暇の顕れで称賛に値しますし……

そしてもちろん、しゃっきりした手打ち蕎麦との相性も抜群なのです。