買い求めやすい価格設定と集めやすいサイズ、そしてラインナップに加えられた
怪獣たちのメジャー・マイナー取り揃えた絶妙にバラエティ豊かな顔ぶれによって
多くのファンから好評とともに迎えられている現「ウルトラ怪獣シリーズ」。
毎度おなじみソフビ・リペイント記事、今回の生贄（笑）はこちら……
「500シリーズ」の求めやすい価格、という要素を受け継いだ怪獣ソフビ新機軸、
「ウルトラ怪獣500・ガシャポンシリーズ」第２弾アイテム四種類のひとつであり
シリアスな侵略譚としての物語展開や、ウルトラマンと互角以上に渡り合った
戦いぶりのパワフルさが印象深い”吸血植物・ケロニア”君であります。
で、塗りあがりましたのがコチラ！
この世知辛いご時世の中、可能な限り低価格帯の設定を維持し続けるために
塗装に関しては極限まで省略されているガシャポン怪獣ソフビ……
このケロニアもまたその例外ではなく、恐らくは「緑色一色」な体色を
ソフビ自体の成型色で再現できるから、と言う一種後ろ向きな理由もまた
商品化チョイスの理由であっただろうことは想像に難くありません（苦笑）。
ですので、そんなメインカラーの緑色を、単なるベタ塗りに終わらせることなく
いかに色調の変化やメリハリをつけていくか、と言うのが第一の命題。
そしてもうひとつは、ケロニアに限らず高山造形怪獣の魅力のひとつである
「魅惑の三白眼」を、しっかり塗装で再現してやるということ。
何ぶんサイズがサイズなもんで、面相筆で白目を入れる際にも緊張を保ち
ぐぐっと息を止めて神経を集中することが不可欠になります（笑）が……
それだけの手間かけた意味はあったと、やれば確信できるかと（笑）。
そして大事なアクセントとして、口中の赤もすっと描き入れ……
ガシャポンソフビ版ケロニア、ここにめでたく塗りあがりで～す。
