遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

塩をびゅーびゅー吹き上げて

毎年半ばより放映開始される、ウルトラマンシリーズ最新作の放映スケジュールと

完全に歩調を合わせて連動し、テレビで見たあの怪獣が、玩具売り場に行けば

待っていてくれる、とても恵まれた環境下でのリリースがウリとなっている

現行のバンダイウルトラ怪獣シリーズ」。

[バンダイ(BANDAI)] ウルトラ怪獣シリーズ 219 リヴィジラ

 

シリーズ最新作『ウルトラマンアーク』5話の放送に歩調を合わせ、去る8月6日に

新製品としてリリースされた”巨鯨水獣・リヴィジラ”。

ちょうどお盆休みなどを挟み、ソフビ商品の連続リリースが一息つく時期ですので

慌てず騒がず、今頃になっておっとり刀での(笑)入手です。

何て言ったらいいんでしょう、書品の即日即ゲットのみを目的として皆が血眼になり

出だしのダッシュが少しでも遅れればすでに一般市場から「狩られ」て存在しない

そんな現状が児童向け玩具にとって良い状況だ、とはとても言えませんので……

町のおもちゃ売り場に行けば、欲しいアイテムに気負わず向き合うことが出来て

気軽に買える、そんな「常時売り場に商品がある」販売スタイルの健全さをも

改めて、しみじみ実感新柄の交流となった本品です。

勿論、その安定したハイクオリティの出来栄えは流石バンダイ現行ソフビ。

いかにも漫画的、とさえ思えたルックスで、異様な恐怖感いっぱいに躍動してくれた

劇中でのあの雄姿を、しっかり手に取って追体験できる嬉しい一品です。

デザイン、総計もさることながら、それらを活かす上での脚本と演出・描写などは

より以上に重要なのだ、と教えてくれたリヴィジラさん。

だからこそね、僕もこうしてソフビが欲しくなるってなモンですよ(笑)。