遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

深く、静かに侵略せよの巻

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遥かなる宇宙の彼方、暗黒星雲の奥深くから……

美しい緑の星・地球を我が物にせんと狙い続けている、恐怖の怪獣軍団。

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今日も配下の怪獣たちに向かって、怪獣魔王・イフの檄が飛ぶ。

またまた恐るべき侵略の魔の手が、緑の地球に迫るのだ!

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イフ「わははは……怠惰な平和を貪る地球の者どもよ!

 この怪獣魔王が、お前たちに真の恐怖と言うものを教えてやろう!

 さぁ、地球へ向かってくれるのは誰だ? 我が勇猛なる精鋭たちよ!」

 

 

「この私にお任せあれ、魔王様!」

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自信満々な張りのある声とともに、怪獣魔王の前へ進み出てきたのは……

“慢性ガス過多症宇宙人”の異名を取るベンゼン星人。

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イフ「おおっ、やってくれるか、ベンゼン星人!

 さては何か、地球を征服する良き策でもあるのか?」

ベンゼン星人「フフン。それがなければ、誰が名乗りなど上げましょうか!」

イム「うむうむ、もっともだ……して、その策とは?」

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住人の99.99%が、慢性の“ガス過多症”にかかっているベンゼン星人。

末期的になると全身に倦怠感が残り、高熱が続く“ガス過多症”対策の為にも

ベンゼン星人は定期的に「ガス抜き」を行い、頭部の「有毒ガス放出器官」から

体内に溜まった有毒ガスを放出しておく必要があるのだ。

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ベンゼン星人「その「ガス抜き」を、敢えて地球上で行い……

 地球の自然環境を一気に汚染することで、そこに暮らす地球の生物を駆逐し

 我々怪獣軍団のものにするのでございます」

イフ「いや、待て待てベンゼン星人!

 ワシが欲しいは、あの青く輝く美しい地球なのだ――

 それを汚してしまっては、元も子もあるまい!」

ベンゼン星人「ですが我々の力をもってすれば、そこからの地球再生も容易いこと。

 地球は怪獣軍団の手によって、真の宝石へと生まれ変わるのです。

 ……その為には、多少の荒療治もやむを得ないかと」

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イフ「むむむっ……物は言いようだな、ベンゼン星人よ。

 ……だがよかろう、お前の言葉を信じてやる――

 そこまでやるからには、必ずや満足のいく結果を出すのだぞ!」

ベンゼン星人「お任せ下さい魔王様――汚しは芸術、芸術は破壊!

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かくして今、怪獣魔王の許可を得て……

新たなる悪の使者、ベンゼン星人が暗黒星雲から飛び立った。

 

ベンゼン星人「ふふふ、我が侵略は密かに、着々と進行していくのだ――

 宙マン、君が気付いたときにはもはや手遅れなのだと知るがいい!」

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ベンゼン星人は真冬の北海道へと密かに飛来。

人知れず千歳市内に潜伏して「ガス抜き」を行ない、自然をじわじわ確実に汚染して

宙マンに気取られることなく目的を達成しよう、と言う腹づもりであった。

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そう、彼の中ではそういう予定になっていたのだが……。

 

 

ベンゼン星人「(ワナワナ)そう、そうなのだよ、そうなる筈だったのだ――」

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「……なのに、どうしてもうバレた!?(汗)」

 

ベンゼン星人が憤るのも無理はない――

……人知れず密かに、用意周到かつ慎重な手腕で確実にコトを運ぶ予定であった

彼の思惑は、地球到着から一時間弱でアッサリ瓦解してしまったのだから。

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ビーコン「な~んかおかしいと思ったら、やっぱ怪獣軍団の手先っスか!」

落合さん「いつもの事ながら、本当に懲りない方たちですわねぇ!」

ピグモン「悪いことしちゃメッ! なの~」

宙マン「今度は一体、何を企んでいるんだ!?」

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ベンゼン星人「そ、それにしても何故だ、どういう事だ。

 どうしてこんなにも早く、私の地球潜入が察知されたんだ!?」

ビーコン「ヒヒヒ、どうしてもこうしても無いっスよ!」

落合さん「ホラ、貴方様の側……そこの雪を、よーっく見てごらんなさいませ!」

ベンゼン星人「……うン?」

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と、ベンゼン星人が自分の周りを見やれば……

そこには彼の噴出した有毒ガスの煤煙で、黒くドロドロに汚れた雪が。

 

宙マン「2月の北海道、純白の雪景色の中でその汚れ方……

 自分の居場所と存在を、自分で宣伝して回っているようなものさ」

ピグモン「あとはピグちゃんが、お鼻で匂いクンクンして……」

ビーコン「……で、こうしてアンタを見つけ出したってワケっスよ♪」

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みくるん「ふぇぇ、せっかくみんなで雪だるま作ろうと思ったのにぃ……」

ながもん「(ボソッと)この雪じゃ……台無し」

宙マン「とにかく、君の計画は既に頓挫したのも同然だ。

 これ以上の赤っ恥をかく前に、大人しく暗黒星雲に帰るがいい!」

ベンゼン星人「(歯噛みして)ぐ、ぐぬぬぬっ……」

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「そういう訳には、いかんのだ~ッ!!」

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おお、見よ!

怒りの絶叫とともに、ベンゼン星人の全身が不気味な光を放ち……

みるみるうちに、高層ビルさえ凌ぐジャンボ宇宙人となったではないか!

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ベンゼン星人「むはははは……見たか、驚いたか地球人どもよ!

 この私、ベンゼン星人の大いなる力と偉大な姿!」

みくるん「はわわわ……お、おっきくなっちゃったですぅ~!(涙目)」

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ビーコン「……ちょ、これって丸っきり逆ギレじゃないっスか!?(汗)」

落合さん「潔くない殿方ですこと、見苦しいですわよっ!」

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ベンゼン星人「――やかましいわっ!

 計画が台無しのままで、おめおめ暗黒星雲に帰ってみろ……

 それこそ私は、仲間たちからのいい物笑いのタネだっ」

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ベンゼン星人「だからこそ、ただ手ブラでは帰れんのだ……

 千歳を破壊し、占領したと言う吉報を土産にしないことにはな!」

宙マン「(歯噛み)勝手なことを……!」

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ながもん「オウ……けっきょく、最後は……力技?」

ベンゼン星人「フーンだ、やったもん勝ちよ!」

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イフ「それでよい、一度や二度の失敗にへこたれることなく……

 目標に向かって邁進する、これこそ怪獣軍団の理想的スタイルだ!

 ベンゼン星人、今こそお前がその理想像の体現者となるのだ!」

ベンゼン星人「ウオオオッ――お任せ下さい、魔王様!」

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ベンゼン星人、開き直って進撃開始!

逃げ惑う千歳の人々を追い散らし、異形の巨体が突き進んでいく。

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ベンゼン星人「むははは……驚け、騒げ地球人ども!

 この千歳……いや、この地球は間もなく我ら怪獣軍団の物となるのだ。

 汚しと破壊の芸術家、私ことベンゼン星人の手によってな!」

みくるん「やだぁ、あのヒトあんなこと言ってるよぉ!?」

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ながもん「よっぽど……失敗が、恥ずかしかった……?」

ビーコン「(ニヤニヤ)あ~、無理もないっスねぇ、ヒッヒッヒ!」

ベンゼン星人「(赤面)……えぇい! 黙れ黙れ、黙れーッ!!」

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星人の頭部から、地上へと向けて放たれる“ベンゼン光線”。

直撃を受けた高層ビルを、一撃で吹っ飛ばしてしまう威力に驚愕せよ!

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ビーコン「ど、ど、どひ~っ!!(汗)」

落合さん「だーっ、煽ってどうするんです! おかげでエラい有様ですわよ!?(汗)」

ピグモン「(涙)きゃあぁぁんっ、ピグちゃん怖いの~!」

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ベンゼン星人「むははは……汚しは芸術、芸術は破壊!」

宙マン「(頷き)おのれ、もう許さんぞ! 宙マン・ファイト・ゴー!!

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閃光の中で、みるみるうちに巨大化する宙マン。

華麗な空中回転とともに、猛威を奮う宇宙人の前へと舞い降りる!

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宙マン「トゥアーッ! 宙マン、参上! 

 ベンゼン星人よ、これ以上の乱暴狼藉はやめるがいい!」

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ズ、ズーンっ!!

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ベンゼン星人「ぬははは、やめろと言われてやめる私と思うか!?」

宙マン「やはり聞く耳持たずか……ならば、止むを得ん!」

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ファイティングポーズを取り、敢然と身構える宙マン。

さぁ、今日もまた、世紀のスーパーバトルの幕開けだ!

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激突、宙マン対ベンゼン星人!

落合さんたちがハラハラと見守る中、今日も凄絶なる巨大バトルの幕が開く。

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怪力を誇る両腕で、猛然とパンチ攻撃を仕掛けてくるベンゼン星人。

負けじと宙マンもまた、パワー全開で真っ向からこれと渡り合っていく。

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巨大ヒーローと巨大星人、格闘戦での勝負はほぼ互角。

だが、両者が再び間合いをとるべくバッと離れたその瞬間……

星人の発射したベンゼン光線が、我らが宙マンを直撃した!

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宙マン「(苦悶)ぐ、ぐわぁぁぁぁっ……!!」

 

みくるん「ああっ、宙マンさんが!」

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ビーコン「どひ~っ、ちょっとこれヤバくないっスかぁ!?」

落合さん「なんの……これしきの事で、お殿様が負けたりするものですか!」

ピグモン「宙マン、しっかり、負けないでなの~!」

 

ズ、ズーンっ!

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光線直撃のダメージを受け、宙マンの巨体が地面に倒れ伏す。

これぞチャンスとばかり、勢いに乗って襲い掛かってくるベンゼン星人!

 

ベンゼン星人「ぬははは、死ぬがいい宙マン!」

ピグモン「はわわわ! 宙マン、あぶないの~!」

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みくるん「このままじゃ、ほんとに宙マンさんが……!」

ながもん「(無表情)……!!」

 

宙マン「いいや――私は、負けやしないとも!

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突進してきた敵めがけ、宙マンのストレート・パンチが炸裂!

鼻先に痛烈な一撃を食らって、たまらず吹っ飛ぶベンゼン星人である。

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ベンゼン星人「うぐぐぐ、いててて……おにょれ、よくも色男の顔にッ!」

宙マン「さぁて、そろそろチェック・メイトだな!」

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よろめくベンゼン星人めがけて、猛然とダッシュしていく宙マン。

その全身が、体内から溢れ出すエネルギーによってみるみる赤く染まっていく!

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「トゥリャァァーッ!

 宙マン・エネルギッシュ・ボンバー!!

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出た! 宙マンの肉弾戦法、エネルギッシュ・ボンバー!

真紅のエネルギーで全身を包んで、自らを巨大な光の弾丸と化し……

そのまま一気にベンゼン星人の懐へ飛びこみ、そのボディを貫通してしまう。

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宙マン「―どうだっ!」

ベンゼン星人「うぎゃああっ、汚しは芸術……芸術は、は、破壊……ッ!」

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エネルギッシュ・ボンバーの威力に崩れ落ち、大爆発するベンゼン星人。

やったぞ宙マン、大勝利!

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落合さん「ああっ、やっぱりやって下さいましたわねぇ、お殿様!」

ピグモン「はうはう~、今日もバッチリ宙マンの勝ちなの~♪」

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人々の笑顔と歓声が、宙マンの勝利を讃える――

白銀の街に立ちつくすその巨体は、どこまでも雄々しく、逞しかった。

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イフ「ぐぬぬぬっ……またか、またしても宙マンにしてやられたか!

 だが覚えておれよ、いい気になるのも今のうちだけだぞ……!」

 

……と言う、怪獣魔王のいつもの負け惜しみはさて置いて。

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我らが宙マンの活躍によって、自称「汚しと破壊の芸術家」は

地球環境汚染という恐るべき野望ともども打ち砕かれたのであった。

 

みくるん「どうもお疲れ様でしたぁ、宙マンさん!」

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ながもん「これで、安心して……綺麗な雪が……使える」

ピグモン「はうはう~、きれいな雪だるまも作れるの~」

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宙マン「どうせなら、うんと大きくてうんと素敵なのを作ろうじゃないか。

 ピグモン、みくるんちゃん、ながもんちゃん……

 ここはひとつ、私にも手伝わせちゃくれないか?」

みくるん「わぁっ! いいんですかぁ、宙マンさん?」

ながもん「頼もしい……助っ人は……大歓迎」

ピグモン「はうはう~、宙マンと一緒に雪だるま作りなの~♪」

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ビーコン「よーし、こうなったらオイラもアニキにゃ負けてらんないっスね!」

落合さん「あら、貴方にしては殊勝ですこと。雪だるま作りのお手伝いですの?」

ビーコン「チチチ、オイラの雪像作りは家ン中、ベッドの上で行われるっスよ~。

 情熱の白いシャワーを、落合さんへ向けて思いっきりブッかけ……」

 げ し っ !

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落合さん「ねーい、このエロ怪獣っ!

 せっかくの雰囲気をブチ壊すんじゃありませんっ!!(怒)」

ビーコン「どひ~っ、夜の雰囲気作りならけっこう自信あるっスよ~!?」

落合さん「(赤面&憤慨)……そういう問題じゃありませんからっ!」

宙マン「はっはっはっはっ」

 

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白銀の冷たさと美しさの中で……

今日も暖かく育まれていく人々の縁(えにし)。

そんな絆と自然を守り、我らが宙マン・明日も行く!