遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

今日の一曲

虹色クリスタルスカイ(メロオケ)

1995年放映『超力戦隊オーレンジャー』の作品世界を彩った挿入歌群の中でも とくに有名であり、また”いわくつき”でもあるこの一曲…… 本来は番組のオープニング主題歌として用意されながらも、様々な事情によって 我々がよく知る「オーレ! オーレンジャー」…

おまんた囃子

新潟県糸魚川市に夏の訪れを告げる風物詩として、毎年夏季に開催されている 「糸魚川おまんた祭り」。 ~歌芸の軌跡~三波春夫全曲集 糸魚川弁で「あなたたち」を意味する”おまんた”。 老いも若きも、男も女も、みんな一緒になって楽しく踊る子のお祭りを 明…

TAKE OFF!! スーパーGUTS(メロオケ)

『帰ってきたウルトラマン』の対怪獣特捜チーム・MATのテーマとして用いられた 男声コーラス入りの勇壮な楽曲が、効果的な劇中使用で大成功をおさめたことにより 半ば本邦における「防衛隊出撃テーマ」の代名詞となった感もある”ワンダバ”。 1980年放映『ウ…

『帰ってきたウルトラマン』M-3

1971年放映『帰ってきたウルトラマン』を形成する、数多くの魅力…… それらの中でも未だ語り草になるのが、物語の主軸となる怪獣攻撃隊・MATの 時に緻密であり、また時に泥臭くもある対怪獣作戦の数々を勇壮に彩った 男性コーラス入りの専用テーマの存在…

あまい囁き - Paroles, Paroles

1973年リリース、原曲はダリダ氏とアラン・ドロン氏とのデュエット曲。 こうした世界的ヒット曲の常として、本邦でも幾多のカヴァー版が発売されましたが それらの中でも特に好評を博したのが、中村晃子氏と細川敏行氏のデュエットによる 今夜ご紹介のこのバ…

戦え! ジャンボーグ9

"ジャンボーグAー2号、その名は「ジャンボーグ9(ナイン)」! エメラルド星人から貰った新しい命、ジャンボーグ9は ナオキの操縦で自由自在に動くのだ。 ジャンボーグ9の目の奥で、ナオキは戦う―― ジャンボーグ9は、 ギアチェンジでそのスピードをコント…

揮えゼーバーイナズマン(メロオケ)

超能力ヒーローの映像化と言う新機軸をはじめ、様々な魅力的要素がたっぷりと 贅沢に盛り込まれた形で製作がスタートしたものの、その「欲張り過ぎ」が却って 作品自体の軸をブレさせ、同時に『イナズマン』と言う作品のパワーや求心力をも 大きく損なってし…

SKaRD-ワンダバ (UB_M-24)

所謂「ニュージェネ系」の継承ではなく、かと言って単純な復古路線でもなく…… 野性的なヒーローの挙動や個性豊かな怪獣たち、「大人」なメイン登場人物の織り成す 地に足の着いたドラマとしての見応えなどなど、幾多の魅力的な要素が相まって 約半年の放映期…

ブレーザーのテーマ(UB_M-1)

所謂「ニュージェネ系」の継承ではなく、かと言って単純な復古路線でもなく…… 野性的なヒーローの挙動や個性豊かな怪獣たち、「大人」なメイン登場人物の織り成す 地に足の着いたドラマとしての見応えなどなど、幾多の魅力的な要素が相まって 約半年の放映期…

戦え! 仮面ライダーV3(メロオケ)

爆発的な”ライダーブーム”の熱気をしっかりと受け継ぎ、前作『仮面ライダー』からの 番組の熱気を更に急加速させて頂点にまで達した大人気作…… 1973年放映の名作『仮面ライダーV3』。 そんな人気作の開幕を告げる、もはや説明不要の名曲と言って良いOP主…

流星人間ゾーン

”ランドスーピーよりミリファーへ。 こちらゾーンファイター!” 本邦特撮映像の総本山・本家本元とも言うべき東宝・東宝映像の最精鋭スタッフ陣が 一堂に結集して盤石の態勢を敷き、ゴジラをはじめとした映画の人気怪獣も続々と TVに登場してくるという贅沢…

星雲仮面マシンマン(メロオケ)

「スーパー戦隊シリーズ」、「メタルヒーロー(宇宙刑事)シリーズ」の両軸が 好評を博して軌道に乗りつつあった1984年、それらに続く第三の路線として 軽快なコメディタッチと「ご近所ハートウォーム感覚」、そしてシャープ&ハードな 都会的ムードのア…

スペードエース若き獅子(メロオケ)

1977年放映、『ジャッカー電撃隊』の挿入歌…… そのハードでアダルティなメロディラインの抜きんでた格好良さでは 「駆けろ! スパイダーマン」と双璧をなす渡辺宙明氏の傑作曲。 本来は電撃隊のリーダーたるスペードエース・桜井五郎のために 用意された…

南十字星の歌

第二次大戦前の東南アジアを舞台に、仮面(サングラス)とターバンに素顔を隠し 虐げられた人々のために颯爽と現れ、正義の馬賊を従えて悪を蹴散らし去っていく エキゾチズム横溢の設定の魅力で、1960年から1年三か月の長きに渡り放映され 大好評を博した『…

『忍者キャプター』M-1 T3

3『秘密戦隊ゴレンジャー』の大ヒットが切り拓いた”グループヒーロー”路線を 日本古来からの「忍者」と言うモチーフと融合させることによって更に突きつめ その古色蒼然・時代劇然とした設定や台詞回しと現代風俗とのギャップの楽しさ、 切れ味抜群のスピー…

流星

気が向いたときに、自分の好きな曲だけをご紹介していく本カテゴリ…… 2023年のラストに選んだのは、この一曲。 2010年放映の連続ドラマ「流れ星」の主題歌としても知られる本曲。 過ぎ去っていく年を偲びつつ、思い切り「浸って」しまうとしましょうか。…

地球にメリー・クリスマス

「歌の力が宇宙を救い、戦争を終わらせる」と言う大いなる奇跡、そんな大ぼらを 大真面目に、より徹底したSF考証と作画、よりキャッチ―なキャラクターとメカなど 従来のTVロボットアニメの常識を超えた(1982年当時の)若い力と感性が結集して 本放映世代の…

流星の戦士

1985年放映、メタルヒーロー路線の野心作―― 本格的な巨大怪獣路線の復活と新生を目指した『巨獣特捜ジャスピオン』。 その全ての企画意図や新機軸が円滑に活かされ、完結を見たわけではなかったものの 従来式の「東映ヒーロー的様式美」の破壊を積極的に目指…

ノルマーリナ・ミーシャ(好きだわミーシャ)

1980年に開催されたモスクワ・オリンピックのマスコットキャラクターである “ミーシャ”を題材に、その当時モスクワ五輪の独占中継権を獲得していた テレビ朝日系にて鳴り物入りで放映開始されながらも、その後に我が国が モスクワ五輪への参加をボイコットし…

NANA

そのルックスと高い歌唱力、端正な演奏力との高度な調和で 一世を風靡した男性アイドル・ロックバンド「チェッカーズ」…… 1986年に発表された、彼らの12枚目のシングル曲がこちら。 NANA 初期のキュートなアイドル路線から、中期以降のより危険で攻撃的でも…

ソルジャー・ドラゴン〜勇者の道〜

特撮仮面ヒーローものが、本来のメイン・ターゲットである児童層以外にも ヤング層やマニア層にも注目されつつあった1980年代中盤…… ドラマ性を強化した前作『超電子バイオマン』の成功を受け、戦隊ものの アクションの爽快さなどを大切にしつつ、より骨太さ…

20億年の暗闇

”太古…… 天地人獣の境、未だ分明ならざる頃。 東勝神洲は花果山の山頂、 奇怪な石猿が誕生致しました” (『西遊記Ⅱ』オープニング・ナレーション) 中国四大奇書と呼ばれる古典を原作とし、ドラマの材を求めながらも、古色蒼然たる 帰省の概念にとらわれるこ…

星雲仮面マシンマン(2015年Ver.)

「スーパー戦隊シリーズ」、「メタルヒーロー(宇宙刑事)シリーズ」の両軸が 好評を博して軌道に乗りつつあった1984年、それらに続く第三の路線として 軽快なコメディタッチと「ご近所ハートウォーム感覚」、そしてシャープ&ハードな 都会的ムードのア…

『長七郎天下ご免!』オープニング・テーマ

天、不正を成せば天を斬る。 領主暴虐を究めればそれを斬り、守銭奴民を苦しめればそれを断つ。 悪に上下の隔てはない。 ――天下御免、松平長七郎! この胸のすく向上とともに、悪の根城に忽然と、かつ颯爽と姿を現し…… さながら猛禽が羽を広げ、自由自在に大…

それは愛

松平長七郎…… 三代将軍家光の弟でありながら、謀反の疑いをかけられて切腹した 駿河大納言忠長の遺児である。 後にその措置を恥じた家光から大名に取り立てようとの申し出を受けたが、 長七郎は堅苦しい大名暮らしを返上。 天下御免・生涯勝手の御墨付きを受…

レオパルドンのテーマ

東映と米マーベル・コミックスとの間に提携された「三年のあいだ、お互いの会社の キャラクターを自社作品のキャラとして自由に使用できる」と言う契約に基づいて 1978年に制作され、ダーク&ハードな重みと見応えのある復讐譚に裏打ちされた 素晴らしく…

星獣戦隊ギンガマン(メロオケ)

”星獣―― それは、銀河の平和を守るために戦う 神秘の動物たちのことである!” (『星獣戦隊ギンガマン』オープニング・ナレーション) 星獣戦隊ギンガマン DVD COLLECTION VOL.1 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の商業的成功いらい、スーパー戦隊シリーズの 番…

笑点音頭

もはや説明不要、と言って良い日曜夕方の「顔」…… 1966年5月の放映開始以来、今もなおその歴史を重ね続けている 本邦お笑いバラエティ番組の金字塔『笑点』。 50周年記念 完全保存版 「笑点」大研究【文春e-Books】 そんな『笑点』の開幕を告げるメロデ…

栄光の特車隊

TVアニメやコミックなど、多岐にわたっての本格的なメディアミックス展開がなされ その練り込まれた内容と設定、個性豊かなキャラクターたちの魅力などが相まって 今なお多くのファンを有している『機動警察パトレイバー』。 そのオリジナル・ビデオアニメシ…

コボちゃんグルー

1992~94年の足掛け三年、全63回のTVアニメ放送期間のうちに 6回も主題歌が変更されたことも印象的な、もはや説明不要と言って良い 読売新聞の顔、植田まさし氏原作の『コボちゃん』。 そんなTVアニメ版『コボちゃん』の五代目主題歌たる本曲…… ヴ…