「スーパー戦隊シリーズ」、「メタルヒーロー(宇宙刑事)シリーズ」の両軸が
好評を博して軌道に乗りつつあった1984年、それらに続く第三の路線として
軽快なコメディタッチと「ご近所ハートウォーム感覚」、そしてシャープ&ハードな
都会的ムードのアクションの切れ味とを見事に両立させ、その独自の楽しさによって
今なお根強い多くのファンを有するに至った大快作。
そんな『星雲仮面マシンマン』より、今夜はこちら……
言わずと知れた主題歌のメロオケ・バージョンをご紹介。
MOJO氏のヴォーカルに代わって、トランペットがメインメロを熱く、かつクールに
謳い上げ奏することで、大野雄二氏のスマートなメロディ&アレンジ、劇中における
スマートに研ぎ澄まされたJACのアクションとが相まって、TVシリーズ前半における
マシンマンの活躍シーンをより都会的かつスマートに彩ってそのイメージを決定づけ、
しばしば揶揄される「低予算番組」と言うだけでは済まされない独自性と「華」をも
心優しきヒーローに付与してくれたのは、紛れもないこのメロオケ版でした。