遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

AOI私を責めないで!

児童向け玩具と言う体裁をとりながらも、ハイエンドユーザー向けの商品に比しても

決して見劣りしない造形クオリティの高さや、幼児の乱暴なプレイ(笑)にも耐えうる

玩具としてのタフネスの魅力、比較的容易に手に取れるお安めな価格設定……などなど

多くの魅力的エッセンスを内包し、好評のうちにアイテム総数を増やし続けている

バンダイの「ウルトラアクションフィギュア」シリーズ。

そのラインナップのひとつ、言わずと知れた人気者こと古代怪獣・ゴモラの二体目を

先日の僕の誕生祝いにプレゼントとして頂戴しまして……

既に一度リペイントは完了していたものの、それとはまた別の遊び方もしたかったので

このタイミングでのギフト着弾(笑)は、まさしく渡りに船。

そんなわけで、二体目となるゴモラも……

なんせ僕のことですんで、躊躇なくリペイントに踏み切っちゃいます!

 

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

Q:茶色い怪獣のゴモラを、どうして青く塗るんですか?

 

A:茶色いゴモラを青く塗りたかったからです。

……と、そんな風に返すと、何だかとっても不遜な感じがしなくもないんですが(笑)

とは言えこれが「遊び」である以上、どんなロジックよりも僕自身のリビドーの方が

何を置いても最優先される、ってのはむしろ当然のことでして。

それはさておき、この青いカラーリングでピンときた方もおられるでしょうが。

 

今回は。今や昔の1999年にバンダイからの復刻版ソフビとしてリリースされた

マルブルマァクゴモラの「茶色成型色+メタリックブルーのスプレーワーク」を

トレースする形でリペイントを施してみました。

 

や、個人的に大好きなんですよね、あの時の復刻版ゴモラの塗装。

で、そんなイメージを念頭に置きながらの作業開始。

怪獣ソフビにおいて印象的だったスプレーワークが、果たして実際の怪獣スーツでは

どんなふうに映り、どんな適度の匙加減なら「らしく」馴染んでくれるだろうか? と

絶えず自問自答し、玩具イメージと縫いぐるみイメージの両方のすり合わせを計りつつ

塗料を塗り重ねていきました。

アクションフィギュアの茶色成型色も活かし、敢えて全てを塗りつぶさないようにも

絶えず念頭に置いて作業を進め……

我が家の二体目、青いゴモラはひとまず「こんな感じ」の着地点に落ち着きました。

と、こんな遊びが出来たのも、誕生日プレゼントを贈って下さったご厚意あらばこそ。

改めまして、本当にありがとうございました!

 

おかげさまですっごく楽しかったです(にっこり)。