“サイバービット、
装着回路・オープン!”
東映作品の一社独占状態に近い感さえあった、1988年当時の
特撮ヒーロー番組事情に、当時の刑事ドラマやアニメ作品などを
多分に意識した軽妙なダイアログとキャラ造形、ビデオ合成の
「手軽さ」を逆手に取った、(今の目で見ればチープながらも)
意欲的な絵作りによって、今なお多くの根強いファンを有する
東宝製作の『電脳警察サイバーコップ』。
そんな『サイバーコップ』の世界を彩る、新田一郎氏のスコアによる
シャープな音楽世界の中から、『サイバー』を代表する一曲として
あえて選ぶとすれば本曲になるでしょうか?
放映前特番『きたぞ! 超SFX!! 電脳警察サイバーコップ』の開幕や
第1話におけるジュピターのサイバーボミング発動時の選曲……
それにもまして本曲は、ZACの刑事たちがビットスーツを装着する
“サイバネージョン”シーンの鮮烈な印象がやはり圧倒的でしょう。
“サイバーコップ、GO!!”