第二次怪獣ブーム……否、変身ブーム華やかりし１９７１年に
当時の玩具メーカーの風雲児、ブルマァクから次々リリースされた
『帰ってきたウルトラマン』登場怪獣のソフビたち。
そんなブルマァクが、ノりにノっていた時期の製品……
“毒ガス怪獣・モグネズン”の復刻版ソフビが、今回のターゲットです（笑）。
で、塗りあがりましたのがコチラ！
怪獣番組における怪獣路線の王道を行く、ストイックなデザインは
『帰マン』初期怪獣に共通する、何とも言えない独特の色香と魅力で
今なお多くのファンを惹き付けているわけですが……
このモグネズンの場合も、そんなストイックなイメージの一端を担う
ほぼ単色の抑え目な色彩が、決して単調なベタ塗りにならぬよう
意識して複数色を用い、色調の中にメリハリと奥行きが生まれるよう
半ばその時々のアドリブも込みで筆を動かしていきます。
基本の塗装が終わったら、油絵具によるウォッシングを施してやり
しかる後に、つや消しクリアーをスプレーして出来上がり。
他の怪獣がそうであるように、全体の色調はつや消しが基本ですが
目玉だけは、最後の最後に光沢クリアーを筆で上塗りしてやることで
質感の中のアクセントがつくようにしてみました。
以上……
簡単ながら、ブルマァク復刻版モグネズンのリペイントの巻でした。
やー、やっぱりブルマァクのソフビは塗ってて楽しいなぁ！
モノがデカい分だけ達成感もありますし、塗ることによって露わになる
秘められたポテンシャルの高さもまた快感そのもので（微笑）。
