玩具的な愛らしいデフォルメとフィギュアとしてのリアルさが上手く調和した造形、
手に取りやすく集めやすい絶妙のサイズ&価格設定、怪獣ソフビファンの心を擽る
ラインナップ選定のバラエティ……などの諸要素が相まって、リリース開始と同時に
多くの支持を集めているバンダイの現行「ウルトラ怪獣シリーズ」。
それらの中から、今回遡上にあげますはこちら……
冷凍怪獣・ギガスと並んで今月11日にリリースされたばかりの新ソフビ・アイテム、
『ウルトラマン』第25話登場の”どくろ怪獣・レッドキング(二代目)”です。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
スチールやアングルによって、金色のようにも見え、銀色のようにも見える
玄妙複雑な体色が魅力の二代目レッドキング。
初代レッドキングからアボラスへの改造を経て、再びレッドキングに戻されたことでの
スーツ酷使に伴う疲弊を感じさせぬよう、スタジオのライトの光を反射して粗を隠す
恐らくは現場処理によるカラーリングが、劇中でのパワフルな暴れぶりと相まって
再登場したこの人気怪獣をよりカッコよく魅力的に見せていたわけですが……
その複雑な色調はメタリック塗料以上に「茶色」が重要なんじゃないかなと思い、
今回は油絵具によるスミ入れ兼のウォッシングを強めに施してみました。
方向性が定まりましたら、あとはもう本能のまま(笑)筆を動かすのみ。
最終的には「こんな感じ」に仕上がりましたが、いかがでしょうか。
以上、簡単ではありますが……
現行「ウルトラ怪獣シリーズ」版、レッドキング二代目のリペイントの巻でした~。