遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

白銀はただ……柔肌色!?

ひとつのアニメ作品のコミカライズ作品としては、異例とも言える長期連載……

月刊コミックアライブ誌において、多くのファンからの支持を得つつの連載中。

弐尉マルコ氏の筆による『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』。

萌えミリタリー作品たる『ガールズ&パンツァー」が、一方で間違いなく有している

「ギャグ作品」としての顔を的確に捉えて、その楽しさを適切に膨らませてくれる

弐尉氏の巧みさとお仕事ぶりの誠実さは、ここまで関数を順調に重ねて来た日にはもう

もはや安心と信頼の粋ですので、今回も安心して本屋さんでの購入です。

で、今回なんたって目を引くのが、『最終章』第4話において公式に映像表現された

継続高校の生徒さんたちは総じてサウナ好き”と言う要素を受ける形での、本巻表紙や

本編内容における、過去最大級とも言うべき素肌露出量の高さ

 

何しろ弐尉氏ご自身が「今回の継続生、ほとんどまともに服着てない……」的なことを

述懐しちゃうくらいですから、これはよくよくのことですよ(笑)。

で、今巻の実質的なメインとなる石川県の雄・継続高校の生徒さんたち。

それまでは「謎の多い高校」とされ、『ガルパン』ファンもまた、その隙間の多さに

あれこれ妄想を逞しくしてきたものの……『最終章』4話での大洗女子との試合を通じ

ミカ・アキ・ミッコの三人以外の数多くの一般生徒たちの姿が活写されたことにより

「ああ、この子たちもまた戦車道を愛し、試合の勝敗にアツくなる、他校の子たちと

何も変わるところのない「女の子」たちなんだ……」と言うことを見せてもらえた事が

個人的には何よりも嬉しかったものですから。

 

そんな継続高校女子たちの活き活きとしたキャラクター像を、ギャグ作品と言う

調理法によって楽しく膨らませ、活写してくれたと言う点でもう、個人的にはもう

今刊には100点満点中の120点つけても良いくらいですね(笑)。

で、そんな継続高校の肌色率とともに、昨年の殺人的な真夏の酷暑を大前提にした

風紀委員の水着ネタがあったりするのも面白い対比ですし、何より今巻におきましては

マイハニー・赤星小梅ちゃんの出番もちゃんとありますんで(笑・ネタバレ)!

 

そんなこんなの最新刊、いいから迷わずお買い求め下さいな(笑)!