歌は世につれ、世は歌につれ……なんてことを改めて申し上げるまでもなく(笑)
「時代の子」として、臨むと望まざるに関わらず、製作当時の空気や流行などが
色合いの濃淡こそあれども、どこかに反映されてきてしまう……と言うのが
映画・テレビなどの娯楽ジャンルを楽しみ、見返す上での面白いトコロ。
ゴジ・エビラ・モスラ 南海の大決闘東宝特撮映画コレクション29号冊子 HKZ1F
例えば1960年代中盤あたりの本邦映像作品を改めて見返してみますと
当時の若者文化の象徴としてエレキギター・サウンドが随所で多用されており
そのイキのよい疾走感と、景気の良い「テケテケ」なエレキの鳴り響きっぷりが
今改めて聞き返すと却って新鮮でおしゃれに感じたり、なんてことも……。
そんな時代、時代のナウなフィーリングを色濃く反映した劇伴音楽の中から
こちら、1966年公開の映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』にて
劇中における現実音楽として挿入された本曲をご紹介。
爆発する若さ! 炸裂するパッション!
ゴキゲンなエレキギターの高鳴りに、聞いてるコチラも思わず踊り腰(笑)!