遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

今年もまた「コレ」の時期!

さてさて、夕飯――

焼き鯖、きゅうりとカニカマの酢の物、大根と油揚げの味噌汁……と順当に来まして

今夜のメインを張ってもらうのは、こちらの天ぷら四種。

ちくわ、レンコン、サツマイモ……

そして今、この季節ならではの味覚、近場の山で撮ってきたばかりのフキノトウ

その仄かな味わいを殺さぬよう、敢えて今回は定番の天つゆではなく

「わさび塩」をパラリと振って。

香ばしい衣をさくりと噛みしめれば、口中に広がる仄かな苦みと心地よい野の香気……

ん~、これこれ、これですよ。

「春」ですねぇ!

 

 

聖なる契約、希望のヒカリ

https://m-78.jp/news/post-7050

新テレビシリーズ『ウルトラマンアーク』
日本時間2024年7月6日(土)あさ9時
テレ東系6局ネット発・11言語対応で
世界同時期放送&配信スタート!

さてさて!

今年もまたしっかりとあってくれて本当に良かった、来たる7月6日より放送開始の

『ウルトラ』シリーズ最新作の情報解禁。

 

昨年の『ウルトラマンブレーザー』が、かなり思い切った数々の魅力的な新機軸で

現行ウルトラシリーズの状況に清々しい風穴を吹き込んでくれたその直後だけに

初代ウルトラマンなどへの原点回帰の趣さえ感じるシンプル極まりないボディラインが

いっそ眩しく(それこそ「アーク」の名にふさわしく!)さえ見え……

だからこそなんでしょうか、ファースト・インプレッションでは、この得も言われぬ

独特な「目つきの悪さ」とボディラインとがいささか不釣り合いにも見えてしまって

「あっれ~!?」と、正直首を傾げてしまったのもまた事実で(苦笑)。

 

まぁ、その辺の違和感からくるインパクトもデザイン上の狙いのうちかと思われますし

見続けていくうちに慣れていくものでしょうしね、そこは。

 

何はともあれ元気いっぱいの作品になってくれたら嬉しいです。

ウルトラマンアーク』、地球のみんなが君を待っています!

 

 

お得なチケット、あるなら使え!

新聞折込チラシの中に印刷されていました、「丸亀製麺」さんのうどん50円引き券。

どうやら利用期日の機嫌が迫っているようだと言うことで、ここぞとばかりに

節操なく利用させてもらっちゃいました(笑)。

この度の注文は、季節限定メニューの”牛すきごぼ天ぶっかけうどん”。

 

牛すきがメイン具材になり、卵黄のまろやかさが加わってダシツユが一挙に

力強さを増し、その土台を支えるうえで、ごぼ天がまた実にイイ仕事ぶり――

勿論、全ての基調を成す麺の旨さこそが大前提であるのは言うまでもなし!

 

 

紅茶ごころは和のこころ

ガールズ&パンツァー最終章』、いよいよのクライマックスとなる無限軌道杯の

勝戦においても大活躍は間違いなしの人気者・ダージリン様。

 

北見のハッカ御殿」にお邪魔した際に、せっかくですので何枚か記念にパチパチっと。

 

 

 

 

フュージョンアップ・ファイト! の巻

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遥かなる宇宙の彼方、暗黒星雲の奥深くから……

今日も虎視眈々と、地球を狙い続けている恐怖の怪獣軍団。

今日もまた、新たなる悪の使者が地球を目指して飛び立った。

赤い光球と化して地上に激突し……

濛々たる煙と土砂の中から姿を現したのは!?

「ウキャウウウ~ッ!!」

「わはははは……ゼットン、ゼット~ン!」

宇宙恐竜ゼットンと、双頭怪獣パンドン

名うての強豪怪獣が、今日は二匹揃ってのお出ましだ!

 

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TAKE OFF!! スーパーGUTS(メロオケ)

帰ってきたウルトラマン』の対怪獣特捜チーム・MATのテーマとして用いられた

男声コーラス入りの勇壮な楽曲が、効果的な劇中使用で大成功をおさめたことにより

半ば本邦における「防衛隊出撃テーマ」の代名詞となった感もある”ワンダバ”。

1980年放映『ウルトラマン80』の放映終了以来、長きに渡って途絶えてしまっていた

本系『ウルトラ』シリーズにおける”ワンダバ”の系譜を鮮やかに蘇らせたことにより

多くのウルトラファンを狂気させた、1997年放映『ウルトラマンダイナ』における

特捜チーム・スーパーGUTSのテーマソング!!

 

今夜はナイトスキャッツの歌入り版ではなく、『ダイナ』1話に挿入されたことで

TVの前のファンに衝撃を走らせたメロオケ版でのご紹介。

本来のメロオケにはコーラスパートが存在せず、後付けの編集でワンダバコーラスを

ひっぱってきた、と言う舞台裏事情があるんだそうですが……そんな「細工音楽」が

いかに効果的かつ的確であったかは、拙ブログの読者諸賢にはもはや説明不要かと。

 

 

何より『ダイナ』本放映当時にリリースされたサウンドトラック・アルバムにおいて

1ページ超もの紙幅を費やして濃密に書き連ねられたライナーノーツの解説文こそが

本曲のもたらしたインパクトを「今」に伝える何よりの証明でありましょう!

 

 

 

 

 

キミがめざすTOY(トーイ)星

巨大怪獣(毎週レギュラー的に出て来る銀色のアレをも含む)が地球にもたらす

怪奇・超常現象や大破壊絵巻と並んで『ウルトラシリーズ』を支える大きな柱。

番組世界観の象徴でもある対怪獣の特捜チーム。

番組の大きな魅力である、勇壮な出撃シーンや対怪獣作戦での縦横無尽の活躍ぶり

(勿論その活躍とは”やられ”をも含む)によって多くの視聴者を惹きつけて来た

それら特捜チームや地球防衛組織のメカニックの数々は、SF番組としての方向性を

視覚的な説得力とともに視聴者へ提示するものであり、また同時に玩具屋さんの

店頭を賑々しく彩る多彩な「商材」そのものでもありました。

そんなウルトラの防衛隊関連のTOY、それもバンダイ(及び、その関連会社)から

リリースされたアイテムにのみ絞り込んで、その歴史の蓄積ぶりの「重さ」を

ビジュアルとして楽しく俯瞰することの出来る一冊がここに登場。

 

ミリオン出版さんから先にリリースされた「平成ウルトラ関連のライドメカ本」を

基調としつつも、現行最新作『ブレーザー』についての記述やポピー時代の商品など

大幅な内容面でのパワーアップを果たした増補改訂版であり、正に「決定版」です。

リアルな実機再現度の高さ、或いは実際のプロップを離れた玩具ならではのポップさや

盛り込まれたギミックの小気味よさ、更には児童向けかシニア向けかの違いによっても

明らかに変わって来る商品としての方向性。

 

それら「玩具」が一冊にまとまり、ひとつの大きな流れを俯瞰することができるのは

個々のアイテムの完成度や思い入れとはまた別に、読む楽しさでも研究資料としても

それだけで大いに意義のある事です。

加えて時代、時代の玩具開発を担当なさったスタッフ陣の口から語られる貴重な証言も

実に興味深く、意義あるものであり……

 

一個の玩具を開発し、実際に店頭に並べられるまでにどれほどの豊富なアイディアが

絶えず提出され、取捨選択が重ねられていったか。

そのおもちゃが「そういった商品仕様」で世に送り出される過程、例えば現行作の

人気商品「DXアースガロン」がどうして「ああ」なったか、そのひとつひとつに

しっかとした成り行きがあり、開発陣の奥枠があり、ドラマがあったのか。

 

そう言う「おもちゃ屋さんの立場と事情」から語られるもう一面の『ウルトラ』史は

映像作品とはまた別の意味でスリリングであり、尊くもあり、映像制作サイドとの

時に助け合ったり、また足を引っ張り合ったりの運命共同体っぷり(笑)も含めて

ひとつの「もの」が生まれる過程ってこんなに刺激的なのか、と改めての再認識です。

なんせもうライドメカ一本、ポピー&バンダイに絞り込んだだけでこの大ボリューム。

その上で2420円(税込)は絶対にお安いですし「買い」です!!