個人的に大変思い入れの深い、大好きな作品『プロレスの星 アステカイザー』。
そのエンディング・テーマ曲として全26話に使用され、最終回ラストシーンにおいて
本編中にも挿入された楽曲のメロオケ版です。
兄・大二郎の仇である極悪格闘集団・ブラックミストを、血みどろの死闘の果てに
遂に壊滅させ、ふたたび一プロレスラーとしてのリング上へのカムバックを遂げた
主人公・アステカイザーこと鷹羽俊……
そんな彼の再起を暖かく、誇らしく見守る、速水博士や東都プロレスの仲間たち。
そしてリング上での対戦相手として俊を待つのは、第15話において再戦を誓った
かつての鷹羽大次郎の弟子である若きレスラー、ジョージ。
全26話・半年間の放映期間におけるエピソードとドラマの積み重ねが集束して
実に美しく、理想的なクロージングを迎えた本シリーズのラストシーンにおいて
歌入り版と編集された形で選曲された本曲が絶妙な花を添えてくれたことは、
『プロレスの星 アステカイザー』を愛するファンの方であれば、恐らくは誰もが
ニッコリ笑って肯首して下さるのではないか、と思っています。
“6メートル四方のリングに青春の総てを賭けて、
いま甦った若きレスラー・鷹羽俊。
リングを汚すブラックミストは、お前の不屈の心と体によって既に葬られた。
アステカイザーとしてのお前の使命は終わったのだ!”
“鷹よ! 心ゆくまではばたけ!
命の限りはばたけ!
栄光の王座を目指し、プロレスの星として
リングの上で光り輝く日を目指して!”
(『プロレスの星 アステカイザー』 最終回クロージング・ナレーション)