遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

赤いリンゴに牙寄せての巻

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210502103843j:plain

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927212651j:plain

洞爺湖の南東岸、北海道胆振総合振興局壮瞥町……

この町は、開墾間もない明治9年頃に初めてリンゴの木が植えられ、それ以来

長い歴史を経て、今では道内でも有数の果物生産地として名を知られている。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927212733j:plain

そして、季節はちょうど実りの秋。

「くだものの町」壮瞥町では、あちこちのリンゴ園の木々において、美しく熟した

赤いリンゴが、枝いっぱいにその実をつけていた。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927212832j:plain

そんな洞爺湖沿いの壮瞥町から幕を開ける、今回の『宙マン』。

勿論それは、今の季節・くだものの町に相応しいイベントが催されているからで

そのイベントの名は、ズバリ――

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927212900j:plain

ビーコン「いえっふ~、ズバリおっぱい祭りに決まってるじゃないっスか!

 ほら、あっちでも、こっちでも、たわわな果実がブルンブルン揺れながら

 オイラのこの手で揉みしだかれる瞬間を心待ちに……」

 

 

 げ し っ !

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210428011630j:plain

ビーコン「どひ~っ、今回はのっけからこう来ちゃうっスか~!?」

落合さん「あなたこそ何ですっ、のっけからエロい上に下らないっ!(怒)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927213052j:plain

落合さん「全くもう、誤解のないよう改めてちゃんとご説明しておきませんと。

 ええ、そうです、そうなんですのよ、読者の皆様方――

 本日は年に一度の、“壮瞥りんごまつり”の日なんです!」

ピグモン「はうはう~、ピグちゃんたちもみんなで遊びにきたの~♪」

ビーコン「ヒヒヒ、だったらオイラの言葉だってあながち的外れじゃないっスね。

 あっちにも、こっちにも、たわわに実った豊かな果実が……」

落合さん「ねーい、まだ言いますかっ!(怒)」

 

そう!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927213247j:plain

10月のとある日曜日……

この日は秋の壮瞥町を彩る一大イベント、“りんごまつり”の日。

 

毎度おなじみ宙マンファミリー、やはりおなじみのコロポックル姉妹と連れ立ち

この日は朝早くから千歳を発って、ここ・壮瞥町におけるりんごまつり会場まで

足を運んできていたのであった。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927213411j:plain

宙マン「いや~、それにしても……

 こんな朝早くからなのに、早くもすごい賑わいっぷりだねぇ!」

落合さん「ええ、思わず圧倒されてしまいますわ」

みくるん「ふふふっ、そりゃそうですよ~。

 なんたって年に一度、これを逃したらまた一年お預けですもんね~」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927214440j:plain

朝9時からの開場と同時に、早くもテンション急上昇といった感じのまつり会場。

秋の屋外イベントの定番である数々の出店が軒を連ね、メインステージにおいて

大道芸やブラスバンド演奏などの各種催し物が賑やかに行われ……

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927214518j:plain

そして、“りんごまつり”における最大のウリといえばやはり、町の名産品たる

リンゴをはじめとした農産物やその加工品が、市価より大幅に安いということ!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927214544j:plain

落合さん「あっ! ほらほら皆様、見て下さいな!

  壮瞥産ブランドのリンゴジュースがあんなにお安くッ!(興奮)」

宙マン「おお、あっちも凄いよ!

 一回100円で、ニンジンを袋に詰め放題ってホントかね!?」

ピグモン「はわわ、すっごい行列ができてるの~」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927214735j:plain

みくるん「みんな、やっぱりコレが目当てなんですよね~……私たちもですけど♪」

宙マン「なァるほど、だからあんなに朝早くから千歳を出なきゃいけなかったわけか」

ながもん「(ボソッと)おかげで、今朝の……
   『リバイス』と『ゼンカイジャー』を……見逃しちゃった、けど」

ビーコン「あと、ついでに『プリキュア』もっス~」

みくるん「でも、そうするだけの価値は絶対ありますもんね~、コレ。

 さぁ、私たちも急いで列に並びましょうっ!」

ビーコン「(刮目)おおっ、今日のみくるんちゃんは燃えてるっスねぇ!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210915190448j:plain

落合さん「なんの、メイドとしてこの私も負けずに燃えますわよ!

  さぁ気合入れて参りましょう、いざ行列へ!」

ピグモン「はうはう~、ピグちゃんもお並びするの~♪」

宙マン「何たって、そのためにわざわざ来たんだものねぇ」

ビーコン「いよっしゃ! みんなのその気合、頼もしくて嬉しい限りっス!

 そんなみんなの決意を胸に、オイラも気合入れて会場でのナンパ三昧を……」

落合さん「な~にを仰ってるんです、ビーコンさんにも並んで頂きますわよ!?」

ビーコン「ちょ! オイラが何のためにここまで来たと思ってるんスか!?」

落合さん「だーっ、何を真顔でおバカなことをっ!(汗)」

 

そんな軽口の応酬もまた楽しい、りんごまつり会場のひととき。

だが、そんなイベントの盛り上がりに横槍を入れてくるかのごとく――

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210915190540j:plain

ゴゴゴゴ……グラグラグラグラっ!

 

みくるん「きゃ、きゃあああっ!

落合さん「あらっ、あらあらまぁまぁ、何ですの!?」

ビーコン「こ、この流れは、例によってまた……!(汗)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210426124850j:plain

ビーコンのメタ発言は、残念なことに正しかった――

激しい局地地震によって壮瞥町の山々が鳴動し、メリメリ地面が割れ裂ける。

そして、巨大な地割れの中からその巨体を現したのは!?

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927215448j:plain

「シャギョギョォォ~ンっ!!」

 

不気味な咆哮とともに、地上に這い出てくる昆虫型のシルエット。

背中のドクロ状の紋様がいかにも凶々しい、地底怪獣テラガイヤーだ!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210427233353j:plain

ピグモン「はわわわ、怪獣なの!」

ビーコン「どひ~っ、やっぱ今回もこうなっちまうんスね~!(汗)」

みくるん「ふぇぇん、よりによってこんな日に来なくていいのにぃ!(涙目)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927215659j:plain

場違いなテラガイヤーの巨体を目にして、りんごまつり会場は大パニック!

そんな人々のうろたえっぷりなど、まるで眼中にないかのように……

大地を揺るがし、テラガイヤーはのっしのっしと会場へ突き進んでくる。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927220800j:plain

落合さん「ちょっと、そこのあなた、何です!?

 会場にいらしてる皆様が、びっくりなさってるじゃないですの!」

ピグモン「えう~、脅かしちゃイヤ~んなの~」

宙マン「今度はまた、いったい何が目的だね!?」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927220012j:plain

テラガイヤー「シャギョギョ、アホかいっ、今日はりんごまつりの日だろうが!

 だったら会場に来る目的なんて、たった一つっきゃねぇだろうが!」

落合さん「と、いうことは……」

みくるん「あなたも、壮瞥のりんごが欲しくて来たんですかぁ?」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927215900j:plain

テラガイヤー「ま、そう言うこった!

 なんせ今は、何を食べてもメチャメチャ旨い“食欲の秋”……

 中でもウチの魔王様は、最近はすっかり焼きリンゴに凝っておられる」

宙マン「ほう、焼きリンゴねぇ!」

ながもん「実は、私も……大好物。……ジュルリッ」

みくるん「ほにゃっ、ながもん、ヨダレヨダレ!(汗)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927220322j:plain

テラガイヤー「で、その焼きリンゴ……

 どうせ作って食うなら、いい材料を使うに限る。そのリクツは判るよな?」

落合さん「ああ、なるほど、そういう事でしたのね」

宙マン「いやぁ、済まない、そうとは知らずに失礼をしてしまって!

 さ、リンゴ即売の行列はこっちだから、君も早く並んで……」

テラガイヤー「シャギョギョ、いやいや、俺のやる事ァもうちょっと派手だよ!」

みくるん「(キョトンとして)へっ?」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927220541j:plain

テラガイヤー「シャギョギョ、つまりだな……

  この壮瞥町の山ごと、まつり会場のリンゴというリンゴを残らず焼き払って

  そこから、頃合いに焼けた焼きリンゴを魔王様に献上しようって寸法さ。

  どうよ、豪快だろうが!?」

落合さん「んまぁっ、いかにも楽しそうになんてことを!(驚愕)」

みくるん「そ、そりゃ、豪快には違いないですけど~っ!(涙目)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927221004j:plain

ビーコン「そんなコトしたら、会場のお客まで焼けちまうじゃないっスか!?」

テラガイヤー「シャギョギョ、だからいいんだよ!

 知っての通り焼きリンゴと言えば、肉料理の付け合せの定番……

 動物性の脂の香ばしさが、また絶妙の隠し味になるってもんさね!」

ビーコン「ど、どひ~っ!!(汗)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210426130014j:plain

イフ「ええい、テラガイヤー、余計なお喋りはその辺にしておけ!

 ……それより早く焼きリンゴをこれへ、ワシゃもう待ちきれんぞっ!」

テラガイヤー「お任せ下さい、魔王様――少々お待ちを!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927221147j:plain

怪獣魔王に急かされて、行動開始するテラガイヤー!

口から吐き出す塩酸ガスが、まつり会場のテントや建物、資材運搬の車両などを

片っ端から吹き飛ばし、周囲を炎に包んでいく。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927221208j:plain

急激な勢いで、周囲に燃え広がっていく炎!

来場客らは右往左往して逃げ惑い、りんごまつり会場は大パニックに陥る。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927221229j:plain

ピグモン「はわわ、大変なの、こっちまで炎が来てるの~!(泣)」

落合さん「このままですと、私たちまで丸焼きにされてしまいますわ!」

みくるん「ちょっ、そんなのイヤですぅ!(泣)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927221426j:plain

テラガイヤー「シャギョギョ、燃えろよ燃えろ、炎よ燃えろ!

 怪獣軍団流のリンゴクッキング、魔王様、とくと御照覧あれ!」

ビーコン「どひ~っ、アイツ、あんなこと言ってるっスよ!(汗)」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927221453j:plain

ながもん「ここは、宙マン……あなたの……出番」

ピグモン「おねがい、宙マン、なんとかしてなの~」

宙マン「ああ、やるとも、やらいでか 宙マン・ファイト・ゴー!!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210426232617j:plain

閃光の中で、みるみるうちに巨大化する宙マン。

さぁ、今日もまた正義の味方のお出ましだ!

 

宙マン「トゥワーッ! 宙マン、参上!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222026j:plain

テラガイヤー「シャギョギョ、おのれ宙マン、また俺らの邪魔をする気か!?」

宙マン「ああ、そうとも! この私がいる限り……」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222125j:plain

落合さん「お殿様、それよりもまず消火が先ですわ、消火っ!」

宙マン「よし、判った! 宙マン・ミラクル・ディスチャージャー!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222231j:plain

宙マンの指先から迸る消火ビーム……

“ミラクル・ディスチャージャー”の一閃が、燃え盛っていた壮瞥町の山火事を

たちまちのうちに消し止めてしまう。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222255j:plain

ビーコン「いえっふ~、さっすがアニキっスねぇ!」

ながもん「これで、山火事は……ひと安心」

ピグモン「はうはう~、宙マン、ありがとうなの~♪」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222434j:plain

みくるん「(ハッとして)危ない!――宙マンさん、うしろですっ!」

宙マン「(素早く振り返り)!?」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222513j:plain

テラガイヤー「シャギョ~ッ、何よそ見してやがる!? お前の相手は俺だ!」

宙マン「なんの、どこからでもかかって来い!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222552j:plain

激突、宙マン対テラガイヤー!

壮瞥りんごまつり”の会場を舞台に、世紀の巨大バトルの幕が開く。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222637j:plain

頭の角を振り回し、持ち前の怪力で猛然と攻め立ててくるテラガイヤー。

負けじと宙マンも真っ向から渡り合い、パワーとパワーが激しい火花を散らす。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222706j:plain

宙マン「それっ――どうだ、参ったか!?」

テラガイヤー「シャギョギョギョ、この俺をナメるなよ!?」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222803j:plain

怒りのテラガイヤー、パワー全開!

一本角のかち上げで、宙マンの巨体を軽々と持ち上げ、跳ね飛ばす。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222834j:plain

宙マンが地面に叩きつけられ、立ち上がりかけたところへ……

そうはさせじとばかり、更に角からの破壊閃光によって攻めるテラガイヤー。

宙マンの周囲に、次々と巻き起こる激しい爆発!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927222901j:plain

「う、うわぁぁぁぁ……っ!?」

 

みくるん「ああっ、宙マンさんが!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927223013j:plain

ビーコン「ア、アイツ、なんかべらぼうに強くないっスかぁ!?(汗)」

落合さん「う~ん……

 流石にお子様人気ナンバーワン昆虫だけありますわねぇ、カブト虫は!」

ピグモン「えう~、全然そういう問題じゃないと思うの~(涙目)」

ながもん「(じっと前を見据えて)……宙マン……!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210508133333j:plain

ゾネンゲ博士「おおっ! ご覧下さい魔王様、テラガイヤーのあの善戦っぷりを!」

イフ「わははは、悲願の宙マン打倒と焼きリンゴ……

 今日という日はまさに、一度で二度美味しい最高の記念日だわい!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927223432j:plain

宙マン「(苦悶)うう……うっ……!」

テラガイヤー「シャギョギョ、これで終わりだ宙マン――くらえっ!」

 

とどめとばかり、テラガイヤーが口から吐き出す塩酸ガス!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927223528j:plain

だが、宙マンもさるもの……

気力を振り絞って立ち上がるや、プロテクションで塩酸ガスを無力化する。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927223700j:plain

ながもん「おお……さすがっ」

ビーコン「いよっしゃ、やっぱアニキはそうじゃなきゃっス!」

ピグモン「はうはう~、宙マン、今がチャンスなの~!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927223748j:plain

仲間たちの歓声を受け、大ジャンプで勢いよく空へ舞い上がる宙マン。

驚き、うろたえるテラガイヤーの眼前で、華麗なる空中回転を決めて――

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210822040940p:plain

宙マン「エイヤァァーっ!

 宙マン・ミラクル・キック!!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927223959j:plain

電光石火の必殺キックが、テラガイヤーの鼻っ面に炸裂!

たまらず吹っ飛んだ怪獣に駆け寄り、その巨体を軽々と持ち上げて……

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224042j:plain

更に、ダメ押しとばかりに宙マン・リフター。

勢いよく地面に叩きつけられて、テラガイヤーが目を回したところへ!

 

宙マン「とどめだ! 宙マン・ヘッドビーム!!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224357p:plain

宙マンの闘志そのもののような、真っ赤に輝く破壊光線……

ヘッドビームの一閃が、テラガイヤーを直撃!!

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224452p:plain

テラガイヤー「うぎゃあああっ……秋の日の、この一撃……

 み、身に染みて、うら悲し~っ!!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224542j:plain
やったぞ宙マン、大勝利!

 

ピグモン「はうはう~! よかったの、今日も宙マンの勝ちなの~!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224703j:plain

ながもん「さすが、宙マン……グッジョヴ」

みくるん「宙マンさん、今日も本当にありがとうですぅ!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224807j:plain

かくして宙マンの活躍により、“壮瞥りんごまつり”の平和は守られ……

人々の拍手と歓声が、秋晴れの空の下でヒーローの勝利を讃えたのであった。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224834j:plain

ビーコン「……って、ちょっと、アニキアニキっ!」

宙マン「……うン?」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927224906j:plain

ビーコン「うん? じゃないっスよ、うん? じゃ。

 いつまでもそんなトコで、ドヤ顔でポーズ決める場合じゃないっしょ!?」

落合さん「リンゴですわ、リ・ン・ゴ。私たちの本番はこれからです、お殿様!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927225005j:plain

落合さん「……とか言ってるあいだに、あらやだっ!
 いつの間にか、もうあんなに行列が長く伸びちゃってますわ!(汗)」

ピグモン「はわわわ! 早くしないと、リンゴもニンジンもなくなっちゃうの~!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927225141j:plain

宙マン「おっとっと……いかんいかん、すっかり忘れてたよ!(汗)」

みくるん「こっちの戦いは、さっきの怪獣より手ごわいかもしれませんけど……

 でも、頑張っていきましょうね、皆さん!」

ビーコン「(刮目)おお、またまたみくるんちゃんが燃えてるっス!」

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927225331j:plain

宙マン「はっはっはっはっ、ああ、勿論だとも!」

ながもん「これを、逃したら……壮瞥まで、来た……甲斐がない」

ピグモン「はうはう~、果物めがけてトツゲキなの~☆」

 

途中、大怪獣テラガイヤーの乱入騒ぎもあったりしたものの……

総体的には例年同様の大盛況だった、今年の“壮瞥りんごまつり”。

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927225516j:plain

宙マンたちもその安値の恩恵に与って、リンゴやニンジン、長ねぎにジュースなど

しっかり、どっさり買いこんでホクホク顔だったのは言うまでもないだろう。

 

f:id:KOUMEMYLOVE4794:20210927225559j:plain

実りの秋に、食欲の秋……

それに加えて、ヒーローの秋。

我らが宙マン、次回の活躍にもご期待あれ!

 

 

 

 

 

 

 

るるぶ 北海道 '23 (るるぶ情報版地域)

るるぶ 北海道 '23 (るるぶ情報版地域)

  • ジェイティビィパブリッシング
Amazon