”21世紀後半、人類はついに宇宙開拓時代を迎えたが
宇宙に進出する人々を襲う未知の危険は多かった。
これは、愛機シュピーゲル号とともに
宇宙の平和を守るために活躍する
キャプテンウルトラの物語である!”
(『キャプテンウルトラ』番組初期オープニング・ナレーション)
これもまた「ウルトラシリーズ」の価値ある一ページ……
日本全国に一大怪獣ブームを巻き起こした金字塔、『ウルトラマン』の後番組にして
栄光の「TBSタケダアワー」枠での放映作品として、円谷プロ作品には負けまいとする
東映スタッフ陣の並々ならぬ気合と意欲が全編にみなぎって、全編オールセットでの
一大スペースオペラを実現せしめた、1967年放映の『キャプテンウルトラ』。
そんな『キャプウル』の音楽世界を語る上で、何と言ってもまず思い浮かぶのが
番組初期主題歌のストレートなメロオケ版として、トランペットの力強い響きが
勇壮かつストレートにメインメロを奏でる本曲。
鍛え抜かれた技量と体力、勇気と知恵、そしてお互いへの強い信頼に裏打ちされた
絶妙のチームワークによって、宇宙開拓時代の人類に危害を及ぼす宇宙の無法者を
バッタバッタとなぎ倒す「ウルトラトリオ」の大活躍には欠かせないナンバーです。