”出たな、ショッカー!!”
本邦実写仮面ヒーロー番組の歴史を語る上で、決して避けて通れぬ一作……
もはや説明不要の金字塔、1971年放映の『仮面ライダー』。
その怪奇ムードと爽快感横溢な作品世界は、故・菊池俊輔氏の筆による数々の魅力的な
劇中音楽や挿入歌によって彩られていたわけですが……
そんな中より今夜チョイスするのは、現在公開中の『シン・仮面ライダー』においても
効果的に挿入され、鮮烈な印象を与えてくれたこの一曲。
ショッカー襲撃や熾烈な死闘など、大野剣友会の体当たりアクションと一体になって
番組を大いに盛り上げ、幾多の名シーンを作り上げてくれ……
最初期録音の音楽でありながら、ハード&ダークなな完成度の高さとカッコ良さでは
数ある関連楽曲の中でも群を抜く、さながら「大人向けアクション路線の空気を
夜7時台に直輸入」したかのようなこのナンバー。
個人的には ショッカーライダー&ハエトリバチの猛攻でライダー1号が窮地に陥る
第92話クロージングでの使用が特に印象的ですね~。