遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

なんたって「読書の秋」です!

毎年、春・秋二回のお楽しみ……

図書館の除籍本や市民から持ち寄られた種々雑多な書籍類が、

一冊10円から50円と言う超破格値で手に入ってしまう

恵庭図書館「本のリサイクル市」。

 

忌々しいコロナ禍に負けず、スカッとした好天にも恵まれて、今回も元気に開催です!

実際に足を運ぶまで何があるのか分からず、じっくり腰を据えて探せば

思わぬ掘り出し物が見つかる(こともある)のが、青空古書市の醍醐味。

おかげさまで、今回もまたまた「大漁」でヤンした!

 

 

 

 

ゾーフィからの贈り物の巻

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悪の帝王ロード・ゼッドが自らの「右腕」と呼んで恃む悪の戦士……

甲冑の魔人ヴォイド・ナイト。

彼は配下のモンスター、百の眼を持つ妖人アイ・ガイに命じて

宙マンの戦闘パターンを観察・分析し、更に怪獣ナイフヘッド戦で

体力を消耗した直後の隙をついて宙マンに襲いかかる、と言う

幾重にも用意周到なやり方でヒーローにその剣を向けて来たのであった。

息をもつかせぬ矢継ぎ早の猛攻の前に、容赦なく体力を削り取られて

ギリギリの瀬戸際にまで追い詰められていく宙マン。

そして、遂に……!

ヴォイド・ナイト「よし! アイ・ガイよ、最後の仕上げだ!」

 

 

 

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かくかくシカじか

すくすくストラクチャー

我が家に届いた、15歳の(笑)誕生日プレゼント……

その中の一つが、こちら。

グリーンマックス製のNゲージ規格ストラクチャーキット、「工場付属設備B」。

名称こそ素っ気なく殺風景ながらも、その内容は限りなく芳醇です。

皆様もお察しの通り、僕がいつもやっている玩具フォトストーリー上での使用を

前提としてのおねだりだったのですが……

「キット」と付くだけあって、開封しただけでは埒があかない状態です(笑)。

てなわけで、何はなくともまず組み立て。

 

ジオラマに用いるのと違って、僕の場合は撮影に用いるのが大前提ですので

各施設パーツの配置を入れ替えやすくするためにも、むしろこの殺風景なぐらいの

無造作な組みあがりでなければいけないのです(笑)。

そんなわけで、組みあがったところで早速カメラテスト。

あれこれブツの配置を入れ替えてみたり、怪獣ソフビと絡めてみたり。

以上、使い勝手は予想以上にいい感じだな、と言う

自分なりの確かな手ごたえが得られたのは幸いでした。

 

あとは……塗装の方は割り切って、銀一色でバーッと塗っちゃえば問題ないかな?

改めて、使い勝手の良い素敵な贈り物、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

『ウルトラマンデッカー』11話、見ました!

玩具その他の関連商品販売スケジュールが事前にしっかり設定され、販促番組として

それらとの密接な連携を義務付けられる……のは、もはや好むと好まざるに関わらず

現在の体制下で『ウルトラ』のTVシリーズを製作するうえでの大前提なわけで。

そんな製作体制下のもとで撮影・オンエアに至った『デッカー』11話。

前々回あたりからその要素が匂わされ、今回でようやく初お目見えとなった

GUTS-SELECTの新兵器(にして、みんな大好き新おもちゃ)である対怪獣ロボ、

テラフェイザーが物語の主軸に据えられることとなりました。

ウルトラマンデッカー 電脳魔人 DXテラフェイザー

ウルトラマンデッカー 電脳魔人 DXテラフェイザー

 

ヒーロー側のメカと銘打ちながら、どこか禍々しさも感じられるデザインと

そのカラーリングに加え、発送上の出自が明らかに『ダイナ』劇場版に登場の

電脳魔神・デスフェイザー”であることから、口さがないファンの間では

「どうせ暴走するんでしょ?」とか「早くデッカーとの戦いが見たい」などなど

ヨコシマな期待とともに(笑い)語られていた本機。

 

そのデビューとなった本話では、あくまでも平和を守り、未来を拓く力として

テラフェイザーに寄せるアサカゲ博士やGUTS-SELECT若手メンバー三人組の

衒いなき期待や希望などを前向きな形で描き……その一方で、ムラホシ隊長の

「素人考え」による仮説として、地球にとっての危険な異物を排除しようという

生物的本能によってガゾート、ライバッサーらの怪獣が続けざまに攻撃してくる

劇中展開を通し、「大きすぎる力」の危うさをもさりげなく提示してくれる

丁寧さとバランス感覚は流石『デッカー』。

ウルトラ怪獣シリーズ 185 ライバッサー

ウルトラ怪獣シリーズ 185 ライバッサー

 

また劇中でのカナタたちへのアサカゲ博士の説明、という形をとって

テラフェイザーの開発糸の原点がそもそも『トリガー』時代における

闇の三巨人への対策に端を発していることや、『デッカー』の世界観における

10年前の史実として、『トリガー』でのキングジョーの存在が示されるなど

同一の世界観を共有し、それらの設定や要素が密接に連携しているということを

サラッとさりげなく見せてくれる作風は、1960~80年代のウルトラシリーズには

存在しえなかった、ある意味「ニュージェネ路線」以降の美点かもしれません。

ウルトラマン ウルトラ怪獣シリーズ 151 ガゾート

ウルトラマン ウルトラ怪獣シリーズ 151 ガゾート

 

で、そんな風にまずは新戦力(にして新商品)であるテラフェイザー

格好良く、印象的に見せることが大命題となった今回……

そんな商業的要求にこたえてテラフェイザーのメカ描写に腐心する一方で

それ以外の描写では、小型怪獣ヒナバッサーの群れを避けながら

アサカゲ博士と隊員たちが、ハネジローをラグビーボールのように

繋ぎパスで投げあいながら(!)テラフェイサーへと急いだり

等身大変身で降り立ったデッカーが「シュワッ! ダッ!」としか言えず

隊員たちとの意思疎通に四苦八苦(笑)するなどの「遊び」の要素が

随所に盛り込まれ、お話の中でのアクセントとなってくれています。

 

……正直なところを申しますと、ああ言ったギャグ交じりの描写によって

ウルトラマンの「人間臭さ」がコミカルな形で強調されてしまうのには、

何だか茶化されているような据わりの悪さも感じてしまったのですが……

思えばデッカーの原点たる『ダイナ』でもまた、前作『ティガ』の時よりも

更に一歩踏み込み、思い切った形で、ウルトラマンの「人間臭さ」と

特捜チームとの絆は強調されていましたので、好みの問題は勿論ありますものの

これはこれでひとつの果敢な、面白い試みではあったな、と。

ウルトラ怪獣シリーズ 186 スフィアネオメガス

ウルトラ怪獣シリーズ 186 スフィアネオメガス

 

そして次回、あのネオメガスがスフィアに憑依されることによって

さらに厄介な敵として再登場!

 

そんな難敵とテラフェイザーの戦いを真っ向から描き切る娯楽編になるか、

あるいは悪いファンが密かに期待している(笑)「暴走」の兆しを見せて

ドラマ全体のテーマ性に深い楔を打ち込んでくれるのか……

ウルトラマンデッカー DXウルトラディーフラッシャー (早期購入特典 金のウルトラディメンションカード3枚付き)

ウルトラマンデッカー DXウルトラディーフラッシャー (早期購入特典 金のウルトラディメンションカード3枚付き)

 

どちらに転んでも面白くなってくれる、そんな地固めをしっかりやってくれた

華々しくも楽しい、電脳魔人のデビュー戦でありました。まる。

残酷! 宙マン永久追放の巻

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土星の衛星・エンケラドゥスにあるロード・ゼッドの居城に現れた

甲冑の魔人、ヴォイド・ナイト。

ロード・ゼッドの忠実なる臣下であり、その「右腕」として

主君からの信頼も篤い彼は、宙マンと怪獣たちとの戦いぶりを

密かに観察・研究・分析し続け……

そして今、怪獣ナイフヘッドとの戦いを終えたばかりの宙マンの前に

頃合いよしとばかりの奇襲攻撃とともに、その姿を現したのであった!

ヴォイドナイト「ははは、どうやら驚いてもらえたようだな。

 ……そうでなければ、小生が出張った甲斐もない!」

 

 

 

 

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すきすきストラクチャー

去る9月4日、僕の15歳の(笑)誕生祝いと言う形で……

ネット上の知己の方々から、今年もいっぱい頂きましたプレゼント。

鉄道模型のレイアウトへの組み入れを前提とした

トミーテック「ジオコレ・情景コレクション」シリーズより、“自販機A2”です。

で、さっそく開封の上で組み立ててみたのがコチラ。

 

組み立てキット状態とは言え易しいつくりになってますし、

フルカラー塗装済みの上に貼り付け用のシールも充実してますので、

手軽に満足感が得られるのは流石にこの分野の老舗・トミーテック

で、実は「こういう使い方」こそがしたくておねだりさせてもらったもんで……

ちょっと軽く、カメラテストとして二枚ほど。

その辺の「成果」は、今後の拙ブログ上にてお見せできることもあるかと思います――

 

改めまして素敵な贈り物、ありがとうございました!