遊びをせんとや生まれけり

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怪獣メガトン爆弾

小サイズにみっちり詰まったリアル造形の高密度と、バラエティ豊かな顔ぶれが

ずらり揃ったラインナップが評判の新「ウルトラ怪獣シリーズ」……

その華々しいデビューは、30年以上の長きに渡り、時代毎のウルトラキッズらの

よき友であり続けてくれたバンダイのロングセラー・旧「ウルトラ怪獣シリーズ」、

即ち840円ソフビのノウハウや販路などをストレートに受け継ぐことができたという

恵まれた境遇にも支えられていることを忘れるわけにはいかないでしょう。

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そんな旧ソフビの中から、今回リペイントの対象に選んだのはこれ。

1996公開の映画『ウルトラマンゼアス』に登場した侵略者・ベンゼン星人の尖兵

吸金爆獣・コッテンポッペ”です。

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

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現在にまで通ずる、バンダイウルトラ怪獣シリーズ」のリアル造形の方向性が

確立を見た時期にあたる1996年のリリースだけあって、実際の映像のス-ツに

非常に良く似ているハイクオリティの造形がなされている一方で、塗装に関しては

未だ玩具然とした省略を引きずっているこのソフビ。

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てなわけで、本編準拠でまずは全身をきっちり塗り分けることが第一義。

例によって塗料にタバコライオンを混ぜ、カサカサのつや消し塗装面を創り出し

同時に明度・彩度を少しづつ上げた塗料で何段階かのドライブラシを施すことで

全身のモールドをより浮き立たせ「怪獣らしさ」を強調します。

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なお、コッテンポッペの大きな特徴である巨大な金色の角やトゲに関しましては

やはり「いきなりゴールドをベタ塗り」というのは避け、同時に黒のパステル粉を

金色部の塗装面になすりつけてやることで、ギラギラしたメタリック塗装の質感が

全体の中で突出し過ぎるのを抑え、調子を落ち着かせたりもしてみました。

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そして、全身が混色&つや消しの渋めの色彩なればこそ……

敢えて目玉には光沢の赤を原色のまま塗りこめてアクセントにしています。

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スミ入れ兼のウォッシングで、全体の色彩を引き締め落ち着かせたところで……

今回は旧「ウルトラ怪獣シリーズ」版・コッテンポッペのリペイントの巻でした~。