毎年半ばより放映開始される、ウルトラマンシリーズ最新作の放映スケジュールと
完全に歩調を合わせて連動し、テレビで見たあの怪獣、この怪獣が、
玩具売り場に行けば待っていてくれる、という
ある意味、とても恵まれた環境下でのリリースがウリとなっている
そんな現行怪獣ソフビの中から、今回はこちら……
2020年放送『ウルトラマンZ』、記念すべき第1話登場怪獣として威容を見せつけた
”凶暴宇宙鮫・ゲネガーグ”君を、リペ遊びの遡上にあげてみたいと思います。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
10年ひと昔とは言いますが……細部まで塗装がイメージ通りに行き届いていた時代も
今や遥かな遠い昔となり、どうしてもスプレーワークその他の省略ぶりが著しい状態が
児童向け怪獣ソフビのデフォルトとなって久しい現状。
とは言え、別にそのことをヒステリックに糾弾するつもりはないですし……
むしろ僕みたいに「リペイントして遊ぶこと」が前提の身からすれば、特に気兼ねせず
ソフビに筆を入れることが出来ますんで、逆に願ったり叶ったり(笑)。
と、言う前置きのもと(笑)、リペイントの作業自体は例によって例のごとく。
ソフビの成型色を極力「地の色」として活かしつつ、塗りの足りてない箇所に
ちまちまと色を足していく、と言う感じですね。
そうして色の情報量が増えていくごとに、露わになっていく真のポテンシャル……
全身のモールドの精緻さなどに改めて気づかされ、幾度もハッとさせられる瞬間は
本当、リペイント趣味の中でこそ味わえる大きな醍醐味ですよね。
以上、今回は現行ソフビ版ゲネガーグのリペイントの巻でした。
来たる最新作『ウルトラマンブレーザー』の新怪獣ソフビでも、こんな楽しさを
また味わえるでしょうか? 今から期待大です!