小サイズにみっちり詰まったリアル造形の高密度と、バラエティ豊かな顔ぶれが
ずらり揃ったラインナップが評判の新「ウルトラ怪獣シリーズ」……
その華々しいデビューは、30年以上の長きに渡り、時代毎のウルトラキッズらの
よき友であり続けてくれたバンダイのロングセラー・旧「ウルトラ怪獣シリーズ」、
即ち840円ソフビのノウハウや販路などをストレートに受け継ぐことができたという
恵まれた境遇にも支えられていることを忘れるわけにはいかないでしょう。
そんな旧サイズ・ソフビから、このたびリペイントの遡上にあげますは……
当時BSイレブンにて放送中だった『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトルNEO』に
歩調を合わせ、2008年の年末商品として発売されたウルトラ怪獣屈指の強豪、
”暴君怪獣・タイラント”君であります。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
この後にリリースされた「ウルトラ怪獣DX」版の圧倒的完成度と説得力に比べると
今回ご紹介の子のソフビはややこじんまりと見えますが、それでもタイラントの魅力を
しっかり捉えた造形のまとまり具合はなかなかのもの。
とは言え、これを以前と同様の塗り方で仕上げるのでは少々つまらなく感じましたので
今回はこれを、『ウルトラゼロファイト』にて登場したダークネスファイブの一角、
テンペラー星人・極悪のヴィラニアスの相棒である”極暴タッグ”バージョンと見做して
リペイントの筆を重ねていくことにしました。
通常のタイラントよりも、ちょっと青みを帯びたフェイス……
そして何より、ダークネスファイブと同様の「赤目」。
その二つの特徴さえしっかり押さえておけば、あとはもう通常同様の工程。
で、こんな感じに仕上がりましたよ、っと。
以上、はなはだ簡単ながら……
今回は”極暴タッグ”版タイラントへのプチお色直しの巻でした~。