遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

センシティブな「暴君」の愛し方

現在好評展開中の「ウルトラ怪獣シリーズ」よりも、大きなサイズとボリュームで

強豪怪獣たちを迫力いっぱいに立体化していこうという「ウルトラ怪獣DX」。

そんな「DX」枠の中でも、屈指の出来の良さで人気が高い本品……

1973年放映『ウルトラマンタロウ』の年明け一発め、お正月スペシャル編に相応しく

ウルトラ兄弟を次々になぎ倒しながら地球を目指す姿のインパクトが絶大過ぎた

暴君怪獣・タイラント”を、今回はリペイントの遡上にあげてみたいと思います。

 

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

「歴代のウルトラ戦士に倒された怪獣・超獣・宇宙人らの怨念が集まって誕生し、

それら過去怪獣たちのパーツによって全身が構成されている」コンセプトながら

実際の造形への落とし込みの際におけるバランス配分の絶妙さのおかげもあって

単なるツギハギでない、堂々たる新怪獣の風格を湛えるに至った奇跡の一体。

そんなタイラントは僕も大好きな怪獣ですので、そりゃもうリペイント作業の際にも

テンションが上がったのですが……その上で、DXタイラントの場合はリペイント前に

ひとつ済ませておくべき作業がありまして。

これ、この通り。

パーツ星系の関係上、右手の鎌のかなり目立つ箇所に、かなり目立つかたちでの

パーティングラインが入っちゃってるんですね。

ですので、リペイントの前にまずはこのラインをパテで埋め……

紙やすり等での整形を済ませたところで、いよいよ塗装開始となります。

全身へのドライブラシやウォッシングなどによって、塗装のメリハリを強調することで

より凄味のある、タイラントらしいイメージが顕わになってきます――

いかにも玩具然としていたルックスが、「自分だけのもの」として生まれ変わるのは

何度味わってもやめられないリペイント遊びの醍醐味ですね。

以上、今回は「ウルトラ怪獣DX」版タイラントのリペイントでした。

2008年にスーツが新造されたことで、近年作への出演も多いタイラント……

色んなウルトラヒーローとビシバシ絡ませ、バンバン叩きのめしましょう(笑)!