斬新な設定、魅力的なキャラデザインと本編における小粋なダイアログの数々、
そして本編における低調作画(笑)などなどに、良くも悪くも「定評」のあった
今はなき国際映画社製作のテレビアニメの中でも、屈指の知名度と人気を誇る
『ブライガー』『バクシンガー』『サスライガー』の、所謂J9シリーズ三部作。
その第一弾にあたる『銀河旋風ブライガー』から、最終回のラストシーンを彩った
所謂“J9ロック”と呼ばれる傑作挿入歌を今夜はご紹介――
それまでのアニメソングにはなかった本格的ロック・テイストを前面に押し出しての
ギンギン(死後)にド派手なアレンジと、実は演歌のそれに限りなく近しいと言える
日本人好みのヨナ抜きメロディーが不思議な調和を見せる、J9シリーズならではの
ちょっと他では聞けないイカしたナンバーです。
“銀河旋風ブライガーとJ9は、伝説の彼方に消え去った。
そして幾世紀を経た後、
彼らの精神を受け継いで立ち上がる
新たな若者たちがいる――”
(『銀河旋風ブライガー』最終回クロージング・ナレーション)