児童向け玩具と言う体裁をとりながらも、ハイエンドユーザー向けの商品に比しても
決して見劣りしない造形クオリティの高さや、幼児の乱暴なプレイ(笑)にも耐えうる
玩具としてのタフネスの魅力、比較的容易に手に取れるお安めな価格設定……などなど
多くの魅力的エッセンスを内包し、好評のうちにアイテム総数を増やし続けている
バンダイの「ウルトラアクションフィギュア」シリーズ。
その豊富なナインナップの中から、このたび遊びの遡上にあげますは……
先日・2月4日にリリースされ、低めの価格設定と高めの造形クオリティと言う
ふたつの要素をギリギリのレベルでのタイトロープ的離れ業によって見事に共存させ、
僕も含めた多くのファンを驚かせ、喜ばせてくれた2023年初頭・掛け値なしの傑作、
もはや説明不要の人気者こと”宇宙忍者・バルタン星人”であります。
で、塗りあがりましたのがコチラ!
さて、前置きにおいても既に記しました通り、低価格帯設定とハイクオリティ造形を
ギリギリのバランスで見事に共存させた本商品。
そんな価格設定のしわ寄せで、どうしてもその塗装が著しく省略されてしまって
成型色頼みになるのも致し方ないところではありますが……
どうせならもう少し、この秀逸な造形の良さを引き出してみたい!
というわけで、例によって塗装の「足りていない」箇所にちまちま色を足していく
まぁ、例によって例のごとくなリペイント遊びですね(笑)。
何しろ造形クオリティが出色なものですから、出来る限りそれを活かしたいと思い…
関節部にうっかり溶剤成分がしみ込んでプラ材の「割れ」などが生じないようにだけ
気をつけつつ、あとは本能のまま(笑)に筆を動かしてみました。
『ウルトラマン』第2話での本編登場シーンでの照明設定の具合や、現存している
1966年当時のスチールなど、資料を集めれば集めるほどに違ったイメージで佇む
「汚いよ流石忍者きたない」を地で行く彼ですので(笑)、最後に頼りになるのは
やっぱり自分の中のバルタン像、イメージ最優先になっちゃいますね。
てなわけで「こんな感じ」に仕上げてみましたが、いかがでしょうか。
以上、簡単ではありますが……
「ウルトラアクションフィギュア」版バルタン星人、リペイントの巻でした。
今回は割とオーソドックスな形でまとめましたけど、それ以外にももっと自由な発想で
いろんなカラーリングを楽しんだりもしてみたいもんですね――
「ウルトラアクションフィギュア」ならば充分以上に
そんなリビドーの受け皿になってくれるはずなんですよ、なんたって安いから(笑)!