遊びをせんとや生まれけり

全ての「面白がりやさん」へ――千歳より、愛をこめて。

血塗られた謎の怪奇いん石

買い求めやすい価格設定と集めやすいサイズ、そしてラインナップに加えられた

怪獣たちのメジャー・マイナー取り揃えた絶妙にバラエティ豊かな顔ぶれによって

多くのファンから好評とともに迎えられている現「ウルトラ怪獣シリーズ」。

それらの中から、このたびリペイントの遡上にあげますは……

1974年時のオカルト・ブームの機運を色濃く反映し、テレビの前のちびっ子を

その怪奇描写で震え上がらせた”宇宙悪霊・アクマニヤ星人”です。

 

 

 

で、塗りあがりましたのがコチラ!

ボディカラーがグリーンの単色ということで、ソフビ成型色とも相まって

塗装省略もさほどデメリットとしては作用せず、本編映像イメージでの

塗り分け自体は「出来て」いる、と言えなくもない本品。

それだけに、基調を成すメインカラーの緑色をいかに単調なものにせず

色調の変化をつけていくか否かで、いかにも玩具っぽい「生っぽさ」は

維持することも、払拭することも出来るかと思います。

 

そんなことを念頭に置きながら筆を動かしつつ……

このソフビの場合、もうひとつ気を使ってやるべきポイントはと言えば

何と言ってもギョロリと睨みをきかせ、異様に血走った不気味な一つ目。

モールドに赤が入るだけで、俄然「らしさ」は違ってくるかと思います。

と、まぁ、こんな感じでですね。

今回は現行規格ソフビ版・アクマニヤ星人のリペイントの巻でした~。